詩 271
アンファンテリブル
オレンジだけが栄養源
ひとつに溶けあう まわれ右
つぼみのような尖塔の
しずかな窓辺の息づかい
しずく 手のひら 受けようと
あくびしながら あおむけに
ノスタルジアと はがれ 落ち
地の果て たゆたう さざなみだ
さみしい 退屈 いすの上
焼けつく ひたい 反響し
思いあがった ガラスのいれもの
おさないままで 無知 不潔
あなたのほどけた髪の下
炎 きれいで でも 踏みこえて
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アンファンテリブル
オレンジだけが栄養源
ひとつに溶けあう まわれ右
つぼみのような尖塔の
しずかな窓辺の息づかい
しずく 手のひら 受けようと
あくびしながら あおむけに
ノスタルジアと はがれ 落ち
地の果て たゆたう さざなみだ
さみしい 退屈 いすの上
焼けつく ひたい 反響し
思いあがった ガラスのいれもの
おさないままで 無知 不潔
あなたのほどけた髪の下
炎 きれいで でも 踏みこえて
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