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【通信講座】 小説「浮浪児かと思って助けた子は生体兵器でした。しかも世界最大の武装組織の……。でもかわいいからOK」 講評




私はこう思う。
以下、「一文一文を上げて細かい文法のミスを手直ししてあげている」のがどういう意味か
考えてみてほしい。

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 棘のある茎によって正方形に縁取られた薔薇模様が敷き詰められた煌びやかなカーペット上の椅子に、日本のみならず諸外国から集まった無数の記者が座っている。

きたない日本語だ。


 万一にでもこれが落下した場合、真下にいる人間はまず助からないだろうが、現実に下にいる記者はそんなことは考えていないようだった。

あたりまえだ。


 そのシャンデリアも明かりは今は消されており、左右の照明が間隔を空けて照らされているのみで、広々とした部屋は全体的に薄暗い。

「照らされている」
 照明は照らされない。照らす。


 この大ホールに集った記者達はある人物の到着をそわそわと待っていた。

「そわそわと」
 「待っていた」にはかからない。


規定の時刻まで残り数分であるが、それが一日千秋のように感じられた。

 きたない日本語だ。

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