オットー_ネーベル

【小説の書き方 76】

恒久的な価値をもったものを書こうとするのはフルタイムの仕事だよ、じっさいには一日に数時間しか書けないんだが。作家というのは井戸に喩えられるだろう。作家の数ほどいろいろな種類の井戸がある。大事なのは井戸のなかにいい水を蓄えておくことだ。どっと汲みあげては涸らしてまたいっぱいになるのを待つよりは、定期的に一定量を汲みあげるのがいい。

ヘミングウェイ

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