詩 302
大聖堂
息を吹きかけ 染める 青
石の柱にはさまれて
からみあう 枝 砂時計
なんて はかない 同じ花
あなたとわたしは水彩で
変わりゆく 顔 ちがう 夜
迷ってばかりの細い線
しあわせな日々 暗い部屋
さめたスープで食事して
決まった時間にあくびして
手をさしのべる やっと かたまる
そこでは たぶん 夢心地
誰もあなたを傷つけず
もしも 泣いたら 首輪をあげる
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大聖堂
息を吹きかけ 染める 青
石の柱にはさまれて
からみあう 枝 砂時計
なんて はかない 同じ花
あなたとわたしは水彩で
変わりゆく 顔 ちがう 夜
迷ってばかりの細い線
しあわせな日々 暗い部屋
さめたスープで食事して
決まった時間にあくびして
手をさしのべる やっと かたまる
そこでは たぶん 夢心地
誰もあなたを傷つけず
もしも 泣いたら 首輪をあげる
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