詩 291
鳥との蜜月
あなたも少しは目がさめる
ポケットの手を そのままに
ミント かがせて 顔 しかめ
かくしていたこと 話すなら
わたしは木の下 銀の枝
真珠の葉っぱを 編んだ 影
あなたは海岸 船を待つ
電柱 置いて 雲に いす
網をはっても 目に見えず
そんな虫などいないから
たなびくシーツは つめたく 白い
痛くもないのに つかまって
青の絵の具のチューブから
逃げた魚は また 眠いふり
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鳥との蜜月
あなたも少しは目がさめる
ポケットの手を そのままに
ミント かがせて 顔 しかめ
かくしていたこと 話すなら
わたしは木の下 銀の枝
真珠の葉っぱを 編んだ 影
あなたは海岸 船を待つ
電柱 置いて 雲に いす
網をはっても 目に見えず
そんな虫などいないから
たなびくシーツは つめたく 白い
痛くもないのに つかまって
青の絵の具のチューブから
逃げた魚は また 眠いふり
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