私が統合失調を発症した理由。病気になることは、決して特別ではないということ。
病気になったこと。
自分は弱くてダメなやつだと卑下することもなく、
今ならきちんと向き合えると思います。
統合失調症は、約100 人に1 人がかかるといわれています。
統合失調症の原因は、まだはっきりとわかっていないようです。
ただ、治療や病気に関する研究や考え方が進んだ現在では、
統合失調症は、
治療可能な「脳の病気」となっています。
脳内で情報を伝える神経伝達物質が、バランスを崩すこと。
そして、大きなストレスがかかったこと。
他に、遺伝子が関係するともいわれていますが、原因はそれらだけではなく、さまざまな要因があると考えられています。
なぜ、
自分は統合失調症を発症することになったのか?
原因は一体どこにあったのか?
そんなことを、今まで幾度と考えてきました。
そして、その度に、
私はこういう人間…。
だから、
ダメなんだ…。
と、ただ自分を卑下する。
そんな時期がしばらくありました。
それも、
今では、違います。
(この長い話は、また改めて。)
統合失調症は、決して特殊な病気ではないのです。
統合失調症は、思っている以上にポピュラーで、突然に、誰にでも起こりうる病です。
私が自身の異変に気付き始めたのも、いつもと変わらない日常を過ごしていた、そんなある日でした。
もし、1つ、発症の原因となる出来事を挙げるとするなら、
それは、本当に、
とても些細な何気ない言葉でした。
その言葉で、
小さな嘘をついてしまったこと。
ほんの少しの罪悪感を持ったこと。
そして、それによって、私の日常が、大きなストレスへと変化していったこと。
最初に発作を起こした夜。
風景、言葉、記憶。
統合失調症の発症から入院。
再び、自分を感じるまでの記録をまとめています。
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