見出し画像

ひらめきと出会いを求めて、本屋を散歩しよう

何か新しいアイデアをひねりだしたい。しかし思いつかない。ヒントが欲しい。違う方向から考えてみたい。
そんなとき、あなたはどうしますか。
WEBで検索してみますか。それとも人に相談しますか?

私のお気に入りの方法は、「本屋に行くこと」です。

今の時代、なんでもオンラインで済んでしまいますよね。
本だって、つい電子書籍を買っちゃいます。置き場所がいらないし、大画面でもスマホでも読めて便利です。

でも、新しい知識や発想を頭にガツンと得たいとき、私はやっぱり紙の本を手に取るんです。

紙の本のいいところは、目と手、自分の感覚で「本」を感じられることです。

まず、なんといってもデザインがいい。WEBページより断然凝っていて美しい。
さまざまな技の凝らされた表紙。
理性と感性をつかんでくるビジュアル。
自然に視線が誘導されるレイアウト。
読むより前に雰囲気を作り、長文を読んでも疲れないフォント。

歩きながら、これらの本の表紙をただ眺めているだけでも、ノンストレスでたくさんの情報が頭の中に入ってきます。

気になったものを手に取れば、紙の手触りも心地いい。
ざらざらした紙。つやっとした紙。
ページをパラパラとめくると、頭の中で、新しい知識を受け取る準備ができる気がします。

書店の中で、視界一面のたくさんの本の眺めも心地いい。
歩きながら眺めるのも楽しいし、気が向いたら立ち止まって吟味するのも自由。
目的に沿って本を探すのもいいですが、自分のアンテナを開放して、引っ掛かってくるものを待つのも楽しみのひとつです。

ピンときた本を手にすることで、「自分は今、こういうことに興味があるんだな」「こんなことを知りたいんだな」というのが確かめられます。
検討して、気に入ったらゲット!

そんなふうにして、目的の本1冊と、おもしろそうな本を2冊、買いました。

……なのに、なぜなんだろう。
読みたくて厳選した本なのに、いつのまにか「積読(つんどく)」になるのは。
インテリアとして買ってるわけじゃないのに!

買う過程を楽しみすぎているのが問題なのかも。
本は買ったら、ちゃんと読まないと、ですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?