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風邪だと思ったら肺炎だった話
風邪をひいた、治らないな、こじらせた。
そう思っていたら、肺炎の診断がおりて、自宅で療養しています。
検査の結果は、マイコプラズマ肺炎。
幸い、投薬で肺炎の治療は完了しており、現在はダメージからの回復中です。
マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎とは、「肺炎マイコプラズマ」という細菌に感染することで起こる呼吸器感染症です。
主に子どもや若い人がかかるそうですが、大人も感染するし、子どもに比べて症状が重くなりやすいともいわれているようです。
参考)
マイコプラズマ肺炎|厚生労働省
ちょうど「流行っている」とのニュースもあったようです。
最初は風邪だと思った
私の場合、風邪の症状(のどの痛み、頭痛、倦怠感、筋肉痛)が始まってから、耳鼻科の診療も受けたあとに、せきと高い発熱が始まったのが10日後でした。
せきが激しくなってきたので、呼吸器内科を受診して、肺炎と診断されました。
でもそれまでは、季節がらインフルエンザや新型コロナウイルス感染症の心配をしていましたね。「高熱が出ないから違うんだろう」と思っていました。
風邪とは違うと感じたところ
1.ゆっくり着実に悪化
風邪と思っていたときには、まず市販薬を飲んで休み、次にのどがひどく痛かったことから耳鼻咽喉科を受診したのですが、症状がうつりかわりながらスッキリと治ることがありませんでした。
2.体力がすごく落ちる
風邪と思っていた段階から、高熱もないのに、ひどく体力が落ちていくのを感じていました。「風邪が治っても、仕事道具を持ってラッシュの時間に出勤できるだろうか」という不安がありました。
身体の回復には時間がかかる
呼吸器内科でレントゲンを受けたところ、肺に白い影がありました。
無理をせず、時間をかければきれいに治るそうですが、約1か月かかるそうです。
まだ微熱があり、疲れるとせきが出るので、本調子になるにはまだかかりそうです。
病気の未来は予測不能、自分ではどうにもならない
病気というのは、なってみると「なぜ私が? どうして?」と思うものですね。
そして、「いついつまでには元のように戻りたい」と思っても、現実は思うようにはならず、診断がついて正しい治療を受けるまでは、予測も立たないものです。
「風邪ならこのくらいで治るだろう」
「インフルエンザでないなら、それほど大ごとじゃないだろう」
素人の予想はことごとく外れました。
だから健康はありがたい
「自分ではどうにもならない」。これを実感すると、良くも悪くも、「しゃーないな」というあきらめの気持ちになりますね。
でも、悪い気分でもない。
自分が正しいことをしていれば健康でいられる、というのはおごりだな、とも思います。
月並みですが、健康ってありがたい!
本調子に戻るには、まだあと少しかかりそう。
しばらくは無理せず、体力を少しずつ回復していこうと思います。
もし、「風邪だけど、なんかいつもと違う……」と思ったら、いろんな可能性があるので、注意して、早めに適切な診療科を受診してくださいね。