2024年 3月8日 金曜日 徒然日記 雪の降る日はちょっと昔話を…

皆さん おはよございます。毎度おなじみ徒然日記のお時間です。今日もつれづれなるままに綴っていきたいと思います。じっくり、ゆっくり、丁寧に…
最後までお付き合い下さると嬉しいです。

今日は寒いですね。みぞれ交じりの雪が降るんだとか。こんな日は在宅作業に限りますね。
あったかくなったら、通所も考えなくてはいけませんが…
コロナの後遺症か、何だか物凄く疲れやすくなってしまいました。痰も出るし…無理のないペースでやっていきたいところです。

嗚呼、雪の降る日は、何だか昔の事を思い出します…

あれは小学校5年生の時でした。この年代のことを思い出すのは、重松清さんの作品の影響でしょうか。

図工の授業があって、絵の具を忘れてしまったんですね。
で、隣のクラスの子に借りに行ったんです。
それで、図工の授業が始まりました。そこでちょっと目を離したすきに、同じクラスの男の子が自分の絵の具を盗んだんです、その子も忘れたから。

何度も返してくれって言いに行きました。
そしたら「これお前の絵の具かよ」って相手にしてくれませんでした。

図工担当の先公も先公で、とっても理不尽で、「なんだ絵の具も忘れたのか」「〇〇、貸すな、自分で考えさせろ」というとても納得できないことを言われました…

あの時、自分はどうすればよかったのでしょう…
図工の二時間は、とても長く長く感じました…何もできない、誰も相手にしてくれない…時間だけがゆっくりゆっくりと過ぎていきました…

そして、なんとか授業の時間だけが過ぎたころ、終わってから先公に「今日は何もしなくてすみませんでした」と謝りにいきました。
先公は「私は厳しくいきますよ、反省しなさい」とこれまた理不尽なことを言われました…

授業が終わってから心配してくれた優しいクラスメートが「大丈夫?」って聞きに来てくれました。
そして担任の先生に、図工の時間にこんなことがあったと、自分の代わりに言ってくれました。

自分は泣きました…
何もできなかった自分が悔しくて…
何もしなかった時間が長くて寂しくて…
誰も何も味方してくれなかったって…
何をどうすれば正解だったのか分からず、ただただ泣きました…
嗚咽交じりに泣きました…感情が次から次へと涙としてあふれてきました…

絵の具を盗んだ子は担任の先生にとにかく叱られました。「お前は絵の具忘れて借りに行ったりとかしたのかよ!」「人の絵の具盗んで何とも思わないのかよ!」って…

嗚呼、今思い出すと、やっぱり自分ではどうしようもできない、不可抗力の方が世の中大きいんだなとか思います。

降り積もる雪の様に、自分ではどうしようもできないことが、あるんだなぁ…
今はもう、その子の事を恨んでいたりしません。お互い子供だった、それでいいじゃないか…
こんな雪の降る日はそんな思い出に浸ってしまう、何て事を思う今日この頃でした…

追伸
今日の一曲…GLAY Winter,again


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