発症
統合失調症と診断されたのは20代前半の時でした。でも前兆は考えたら昔からあった。小学生の時ある事がきっかけで眠れなくなった。家にあったこち亀をずっと読む日が続いた。そんな生活を送ってたらもちろん授業にも追いていけずで学校に行く日も少なくなった。
中学時代は周りから悪口や監視されてると思い込みが激しく自分がいるからこのクラスは駄目になると思い保健室登校が多くなり挙句の果て家に籠もるようになり卒業を迎えた。
そんな日々が続くなかどこかで「働かな」という気持ちがあり電車で通えるスーパーで働くことになったのだが人間関係に悩みストレスが限界に達しバイト中に倒れ救急車で運ばれ心療内科に紹介状を書いてもらい統合失調症と診断された。
そんな中、母が家を出ていった。ちょっと出かけてくると言ったきり今も帰って来ない。母も私に対して限界だったのだろう。でも母のした事は許さない。
父は泣きながら私を受け入れてくれた。謝ってくれた。でも当時の私の精神状態は不安定でリストカットや奇行が目立った。けど父は車を走らせ病院にもついて行ってくれて入院した時も必ず面会に来てくれた。
色んなお薬を飲んだ。精神状態を安定する作用があるものや感情の起伏を安定するお薬…。色んなお薬を試した結果、持続性注射剤に落ち着いた。
今の安定した私があるのも父がそばにいてくれたからだと思う。
心の底からありがとうって言いたい。
まだまだ先だけど今度、B型作業所の見学に行く。ぼちぼちだけど前を向いて歩こうと思う。
今日はこの辺で。
としろ。