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二条から三条の時間軸の中で中京区を中心とした横移動のライフスタイル【京都歩きすぎ日記】

もしもタイトルの元ネタがわかる方がいらっしゃったらぜひ教えてください。いたらすごい。

さて、今回は2万歩くらい歩いたけどほぼ二条三条間で完結していたよという話です。
行ったのは、神泉苑→うれしなつ菓子格子家→二条城(門前のみ)→御金神社→頂法寺(六角堂)→CAFE AALTO KYOTOさん→京都文化博物館(門前のみ)→三条商店街というルートでした(敬称略)。

神泉苑

神泉苑は、794年桓武天皇により禁苑として造営されました。禁苑とは皇居の庭のことです。歴代天皇が行幸されたそうです。
また、祇園祭の発祥の地でもあります。863年疫病が大いに流行った際には、神泉苑で六柱の御霊を鎮めるため、朝廷による御霊会が行われたといいます。さらに、869年には、全国の国の数、66本の鉾を立て、 祇園社(八坂神社)から神泉苑に御輿を送り、厄払いをしたとか。これが後世、祇園祭へと繋がっていくそうです。
あんまりに普通にあるもんだから忘れがちですが、すごい歴史の持ち主です。今では隣の二条城の方が目立って仕方ないですけどね。

うれしなつ菓子格子家さん

久しぶりの訪問です。4代目の店主さんは覚えてくれていました。嬉しい。
こちらは昔ながらのお菓子を売ってらっしゃるお菓子屋さんなのですが、最近はかき氷が大人気。完全予約制でやってらっしゃるのですが、夏は予約が取れないほど。暑さも少し落ち着いた今ならばとトライして予約を確保したのです。
1枠2杯まで…………って言われたら食べちゃうよね。
めっちゃ美味しかったです。寒かったけど、後悔はない!
⁡種類もたくさんあって迷ってしまったのですが、「秋姫とプレーン」⁡と「りんごとチーズとキャラメル」を選びました。⁡⁡ソースやら果肉やら果てはプリンとかまで入ってるんですよ。めっちゃ楽しい。中身の詳細はメニューに書いてありますので、食べた後にもう一度メニューを見ると二度楽しいかもしれません。⁡
「秋姫とプレーン」は甘酸っぱいすももがさっぱりと。「りんごとチーズとキャラメル」は優しい甘さのシナモン煮りんごが嬉しい。⁡⁡
宝箱のような楽しいかき氷です。

二条城→御金神社→頂法寺(六角堂)

ここからはふらふらと散歩です。
二条城から何となく烏丸の方へ歩こうかなと思って歩を進めていたところ、ちょうど御金神社が近いなと。一時期テレビに取り上げられてものすごい行列を作っていた御金神社さんですが、今は少し落ち着いたかな。金の鳥居がいきなり街中にデデンと現れるのはなかなか面白いです。どう見ても金運にご利益がありそうな感じ。小さな神社ですが、インパクトは大。
そして、さらにてくてくと歩いて、六角堂さんへ。正式には、頂法寺さん。本堂の屋根が六角形のことから通称六角堂さんです。隣のビルから屋根が見えるのですが、その日はエレベーターに乗れない仕様でした。六角堂さんには京都の中央であることを示すへそ石があります。このへそ石様が実はたぬきで、石に化けて戻り方を忘れてしまった……のは有頂天家族ですね。好きなエピソードです。そんなわけで、へそ石様にご挨拶し、やたらといる鳩や池にいる白鳥を見ながら本堂まわりを一周しました。

CAFE AALTO KYOTOさん

六角堂さんから意外と近いぞってことで、CAFE AALTO KYOTOさんへ。フィンランドで人気のCAFE AALTOさんが2号店をなんと京都で出店された、というその店です。ちょうど週中に会社の先輩に教えてもらって覚えていたところに近くまで来たものですから、そうだ行ってみよう、と。
北欧ってお洒落なイメージじゃないですか?
そのイメージが実際に形になったようなカフェでした。スタイリッシュでカッコいい。店内は本店の雰囲気を踏襲されているそうで、京都にいながらにして存分にフィンランドを味わえます。
そこでいただいたのがサーモンスープです。「ごほうびごはん」という漫画に出てくるフィンランドの家庭料理サーモンスープがぜひ食べてみたくて頼みました。サーモンとじゃがいもとにんじんがゴロゴロと入った食べ応えのある優しい味のスープです。フィンランド料理に欠かせないハーブ、ディルが凛と香ります。フィンランドを感じる時間を過ごせました。


三条を歩く

明治時代、三条には当時最先端の建築物が次々と建てられました。当代を代表する建築家が手掛けた建物の数々は今でも遺されており、それが三条のお洒落な雰囲気を形作っているような気がします。
つまりですね、歩くのが楽しい。何に入るわけでもなくただ歩くだけでも楽しいのです。
そして、三条には三条商店街があります。昔ながらのお店や新規オープンのお店など様々なお店が軒を連ねる三条商店街も歩くのが楽しい。
総じて、三条は散歩コースに最適と実感しながら二条駅まで歩き切り、その日の散策を終えたのでした。


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