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AWSのre:Post Agentから発想した「QAコミュニティ対応AIエージェント」とか、、、

こんにちは!
今日もAIに関するワクワクするニュースをお届けします。
最近、AWSが新たにリリースした「re:Post Agent」というサービスをご存知ですか?
これは、AIを活用してクラウド関連の質問や課題解決をサポートしてくれる画期的なエージェントなんです。

AWS re:Post Agentとは

AWS re:Post Agentは、AWSの質問掲示板「re:Post」で動作するAIベースのエージェントです。これは、掲示板の利用者が質問を投稿した際に、AIがFAQや過去の投稿を自動的に検索し、最適な回答を迅速に提供するサービスです。AIは膨大な知識ベースから情報を抽出し、最初の対応としての回答を提案することで、ユーザーの疑問解決をサポートします。これにより、掲示板での「回答待ち時間」の問題を大幅に短縮でき、ユーザーのエクスペリエンスを向上させます。

サービスの仕組み
このエージェントは、自動化されたサポートシステムの一部として設計されており、ユーザーが投稿した質問に対して即座に初期回答を提示します。AIは、既存のFAQやコミュニティの過去の投稿を参照し、さらには関連する技術リソースにもアクセスして、必要に応じて有識者や他のチャットボットと連携します。

QAコミュニティ対応AIエージェント

ってことで、じゃぁこのようなAIの使い方で、当社のサービスとして利用するとしたらどんなサービスが出来るのかを考えてみました。
その名も「QAコミュニティ対応AIエージェント」というサービスの企画です。

掲示板サイトのデメリットを解決する「QAコミュニティ対応AIエージェント」のイメージ

このサービスは、企業の掲示板型のサポートコミュニティに特化したAIエージェントです。掲示板では、匿名で誰でも質問ができるメリットがある一方で、回答が遅かったり、時には全く回答が得られないというデメリットがあります。こうした問題を解決するために、サイトに設定されたAIエージェントが掲示板に投稿された質問に対し、最初の回答を自動的に提供するものです。

サービスの流れ
1. 質問の書き込み:顧客が掲示板に質問を投稿。
2. AIエージェントが確認:投稿された質問をAIエージェントがすぐに確認。
3. FAQや他のリソースの参照:AIエージェントが製品やサービスの販売元企業のFAQサイトや同業他社のコミュニティなどを参照して情報を収集。
4. 人間からも情報収集:さらにAIがコールセンターのチャットサポートに問い合わせて、人間のオペレーターなどに問い合わせをして最適な回答を収集。
5. 回答の投稿:収集した情報を、AIエージェントが掲示板に自動的に回答を投稿。

これにより、質問が放置されるリスクを軽減し、顧客は迅速に問題解決への道筋を得ることができます。さらに、AIが多くの質問と回答を学習することで、サービスの品質は向上し続けます。

AIエージェントの未来展望

トランスコスモスというカスタマーケア領域において高いシェアを誇る会社を親会社に持つ弊社トランスコスモス・デジタル・テクノロジーが言うのも変ですが、AIがカスタマーサポートにおける中核的な役割を担う未来は、もうすぐそこまで来ていて、AWS re:Post Agentのように、AIエージェントがコミュニティでの疑問解決を加速させるだけでなく、企業全体のサポートコストを削減し、顧客満足度を向上させることは、現実となっていくのでしょう。
その流れの中で、ユーザーの体験価値向上という観点とコストダウンという考えからは、「QAコミュニティ対応AIエージェント」のような新しいサービスも有効なのではないでしょうか?

さて、この「QAコミュニティ対応AIエージェント」が当社でサービス化されるのかどうか、社内で議論していってみようと思います。
社内外問わず、どなたか手伝ってくれないでしょうかね、、、
もし企画が進むようなら、その進展についてはまた報告したいと思います。

それでは、次回もお楽しみに!

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