【ドキドキ】緊張で声が震える!恥ずかしい!?
『やべ~!ドキドキしてきた。参加者にバレバレだ。恥ずかしい』
と講演活動を始めたばかりの頃、そう感じていました。
年末年始を迎えて人前で話すことがある人もいると思います。
そんな時に
『緊張してきた。声が震えている。恥ずかしい』
と感じる人もいるかもしれません。
でも、断言します。
参加者はぜんぜん気づいていません。
自分の緊張が他人に見抜かれているのではないか、と思い込みがちな心理を【透明性幻聴】と言います。
人前で話をする人は【透明性幻聴】を抱きやすいことがウィリアムズ大学の研究でわかっています。
いくらドキドキしても、声が震えても、膝がガクガクしても、顔が赤面しても、目が泳いでも、気付いているのは自分だけです。
以前、私は緊張症の人を集めてスピーチをしてもらい、その様子を動画で撮影して本人たちに見せたことがあります。
スピーチ後には各自が
「ものすごく緊張した」
と言っていましたが、他の参加者はまったく気づいていませんでした。
そして、自分のスピーチ動画を見た後には
「たしかに緊張しているようには見えない」
と自分で納得していました。
自分の緊張が相手に丸見えなのではないか、というのはただの【透明性幻聴】です。
緊張しがちだと自覚のあるあなた、どうぞ、まったく、ぜんぜん気になさらずに。
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今日のひとこと
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最近、読んで良かった本と映画の紹介。
本は中学の卒業式の三日後から中華料理店での修業に入り、今では世界的料理人になった脇屋友詞氏の下記の自伝。
▼厨房の哲学者
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「この道より我を生かす道なしこの道を歩く」を貫いている生き方に引き込まれ没頭します。
個人的には最後を無理くりにまとめた感じがするけど全体としては良い本だと思います。
映画は小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさん出演の下記が良かった。
▼かもめ食堂
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こちらは肩ひじ張らずにゆったりのんびり鑑賞できます。
3人の存在感と息の合った演技、光が差し込む美しい映像、癒されて勇気づけられるストーリーが良かったです。
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■この記事を書いた人
ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。講演実績はパナソニック、ファンケル、山崎製パン、シャープや日本全国の商工会議所等多数。講演依頼随時受付中です。書籍は「人生が大きく変わる話し方100の法則」「心理マーケティング100の法則」「どん底からの大逆転」他です。