レコーディング日記㉛時間配分の厳密さが当日の動きを変える
猛暑日が日常となっており、40℃を超える場所も出ています。
そんな夏も本番の7月、リピートでご依頼を頂いている「MONOLITH」が開催されました。
ここ数回は音響ではなく舞台監督を務めておりましたが、今回はバンドが出演するという事で、久しぶりに音響として入らせて頂きました。
GRACE BALI 銀座
2023年6月のMONOLITHにて使わせて頂いた会場での開催でした。
久し振りの会場で、今回は生バンドが出演。
いつもと違い、マイクの本数も多く準備時間がかなりタイトになりました。
TAKATORAさん
今回の出演1組目はラッパーのTAKATORAさん。
くしくも昨年、同じ会場で出演して頂いており、嬉しい再会となりました。
心に直接突き刺す様なメッセージと、魂で歌い上げるステージが最高でした。
音響としては特別なエフェクトはせず、軽くリバーブで馴染ませる様にしました。
よりパフォーマンスしやすい環境を提供する。
オーディエンスも最高に盛り上がりました。
https://www.instagram.com/takatora_70/
YUCCOさん
出演2組目は、前回ソロで出演頂いたYUCCOさん。
今回はバンドメンバーで出演頂きました。
生バンドの場合、ソロと違う点は「楽器本体の音も客席に届く」という事です。
1000人を超える会場であれば、ステージ上の音が客席に届く事はあまりありません。
しかし200人会場の場合、ステージ上のドラムやアンプからの音が直接客席に届きます。
ステージ上の音量はドラムを基準に作り、Bass、Gtr、Keybordと作っていきます。
更に音源と合わせて演奏する曲もある為、機材の準備も進めます。
また、映像と合わせての曲やメンバー紹介用の画像もあり、映像PCも2台でスイッチングしました。
YUCCOさん達も最高のステージをして頂き、盛り上がってイベントは終了。
最後の撤収時間がタイトでしたが、それも会場側のご協力で何とか終えることができました。
時間配分を考える
今回の学びは時間配分を厳密にするという点です。
準備時間の確保、リハーサル時間の配分などが甘かった点もあり、
全員を効果的に動かせていないと感じました。
人選を含め、効果的に動けるように事前共有をする。
前回もあった配慮をする。
音響のご依頼を頂けているのは、信頼して下さっているからこそ。
常に最善の結果を作るために、万全の事前準備を行っていきます。
ではでは☆