🍁紅葉狩④自家製酵母のパン屋さん KALPA🍁
【KALPA】
紅葉狩の最後は
長野県産小麦と
自家製酵母のパン屋さん
KALPA
KALPA（カルパ）とはサンスクリット語で
『宇宙の始まりから終わりまでの時間』
使用している全粒粉は近隣の有機農法や
自然農を実践されている農家さんから直接仕入れて、
その都度自家製粉しているそうです。
酵母は小麦から培養した
小麦酵母を全てのパンに、
食パン生地にはレーズン酵母を
併用しています。
【文化と培養】
ルヴァンのいると外国人とふれあう機会がたまにある。
お客さんだったり、研修生だったり。
英語で話せる貴重なチャンスなので、話せないなりにも積極的のコミュニケーションをとるようにしている。
製法の話など専門的なところもあり、知らない単語も出てくるけど、同じ分野で同じような疑問を抱いていたりして、パンを共通言語にして会話できた気になっている。これは外国のスケーターと会話する感じと近い。
ある日のこと、
カナダからの研修生のニックさんにつたない英語で説明していた。ちょうど粉挽きにいくタイミングだったので「見る？」と聞くと興味がありそう。
石臼に麦粒を入れていると、「foy culture?」と質問が。そうだよと答える。酵母繋ぎに使う全粒粉を挽いていたのだ。
culture は「文化」以外にも「培養」という意味がある。
外国のレシピ本に書いてあるのは見たことがあったけど実際の中で耳にすると「ぐっ」とくるものがあった。
十代からはまったスケートボードもそこから生まれる文化に面白味を感じていたし、今のパン屋の仕事も自分のなかではそこから繋がっているように思っていた。
またここで「culture」という言葉に出会えたことが嬉しく、このまま進んでも良いのかなあと思えた。
文化のために、培養のために、毎日を過ごそう
2017年1月14日
【オーナー 殿塚達夫さん】
オーナーの殿塚達夫さんは東京都青梅市の出身。
天然酵母パンの名店として知られるベーカリー「ルヴァン信州上田店」で4年間修行され、2017年に現在の茅野市の移住されました。
十代の頃からスケートボードの達人だった殿塚さんはお店も自分で改造されたそうです。
住宅地のなかにポツンとある
「小さなパン屋さん」
パンは嬉しい量り売り！
【実店舗案内】
〒391-0211 長野県茅野市湖東8777-1
TEL.0266-55-5386
営業時間 10:00〜18:00
定休日 日曜日・月曜日
八ヶ岳の自然のめぐみたっぷりのパンは
カットして冷凍しておけば保管できるよと聞いたけど、
家族みんなで食べたら、
あっという間になくなりました。
家族みんなの喜ぶ顔が嬉しかったです。