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🌎歓喜童子、地球を祈る🌏

般若心経と歓喜童子

旧友の治海さんが生み出した
歓喜童子
片手に般若心経
片手に地球を持って
活動を開始しました。


今回の墨絵は色つきです。


彼女と出会ったのは高校生のときなので
来年で50年になります。


二十代の頃に友人が置いていった本が山之口獏との出会いであった。
ずいぶん地球が出てくる詩人だなあ。と思って読んでいた。
「まるで地球に抱きついているかのようだとおもつたら(・・・)
みると地球にぶらさがっている」(「夜景」より)
なら私は在日地球人として地球を玩んで見ようと思う。
地球ツアーには色んなオプションもあれば、罠ありで肉体は悲鳴を
上げる事も多々ありだが、せっかく人間やらかして貰っているので
楽しまないと勿体無い。


たった一つの地球なのに
色んな文明がひしめき合い
寄ってたかって血染めにしては
つまらぬ灰などふりまいているのだが
自然の意志に逆らってまでも
自滅を企てるのが文明なのか
なにしろ数ある国なので
もしも一つの地球に異議があるならば
国の数でもなくする仕組みの
はだかみたいな普通の思想を発明し
あめりかでもなければ
それんでもない
にっぽんでもなければどこでもなくて
どこの国もが互いに肌をすり寄せて
地球を抱いて生きるのだ
なにしろ地球がたった一つなのだ
(山之口獏「雲の上」より)

ワンパターンと言われても黙々と(墨々と)描き続けてきた。
描き終えた絵には全く執着が無い。
後は絵が自立するのか否かに任せるのみである。
チャンスを下さった長屋のり子氏(詩人)ありがとうございました。
彼女を介して心良く編集を引き受けて下さった菊井崇史氏ありがとうございました。
出版にあたり御世話になった響文社の高橋哲雄氏ありがとうございました。
良縁に感謝であります。
 プロフィールや肩書きより 今「此処」
 最強トライアングルのお三人の力をかりて、来春には歓喜童子と向日葵を
 「歎異抄」にのせた第三集を上梓したい。



去年、わたしのところに
蓮の花と蕗の葉っぱと持って
踊り念仏おどりにきた
歓喜童子
一遍上人と一緒に
私を相模の国から、藤沢、佐久平、神戸、京都と
あちこち連れて行ってくれました。



今度は地球と遊ぼうよって
私を誘いにきたのです。


樋口一葉展

般若心経
私にわかるかなあ・・・と思っていたところ、
なんと、あの、樋口一葉さん
私に「先生」を紹介してくれたのです。


神奈川県立近代文学館で
10月2日から11月28日まで開催中の
樋口一葉展ーわが詩は人のいのちとなりぬべきー
10月30日午後、
「一葉とわたし
講師は詩人の伊藤比呂美氏。
夏に開催していた佐藤さとる展をみた時に
この講演会を知り、
すぐさまその場で予約をしました。




結婚していたとき
私が住んでいた浅草に近い竜泉に一葉館がありました。
お友達を何度か案内した記憶が
蘇ります。

森鴎外に高く評価された明治の女流作家。
樋口一葉その人に興味はもちろんありました。
でも、その時、
私は伊藤比呂美さんの話を
どうしても聞いてみたいと思ったのです。

伊藤比呂美さん

伊藤比呂美さんは1955年生まれと私と同世代。
『良いおっぱい、悪いおっぱい』
などの育児エッセイを読んでいました。

「そうなんだ。伊藤さんは一葉がお好きなんだあ」
という程度の知識しかなく、
講演会の席に座りました。

が、びっくり仰天。
とにかく、そのパワーに圧倒されました。



講演会のお話はすごく面白いのですが
ここで書き始めると、元に戻れなくなるので、
先に進みます。

伊藤比呂美さんは
エッセイ+お経+現代語訳「般若心経」を紹介してくれました。
最後に自ら、
「般若心経」の「パフォーマンス」をしてくれました。
さらに、びっくりです。

みながらきく

帰り道、
ハロウィンの飾り付けをした山手の洋館を
見ながら、そぞろ歩き、
心を落ち着けました。

が、家に戻ると、
早速、YouTubeで般若心経の動画を探し、
すぐに、本をAmazonで注文しました。

翌日に届いた本の解説を読み、
中村元氏の翻訳と読み比べてみました。
なるほど。

そうか!こういう事なのだ!
私はわかったような気分になってきました。
やはり、解説は大事です。


そして、
はるみさんの描いた絵を見ながら
ひろみさんの声を聴いてみました。

ホントにびっくりするくらいピッタリです。


このお二人、
実はビジュアル的にも似ていらっしゃるのです。
今は私しか、知らない事実です!

はるみさんとひろみさんの共通のお友達は、
なんとなんと、
企画をされた詩人の長屋のり子さんです。

もしかしたら地球🌏を見ながら、
対談できるかもしれない。

大きな夢


私には大きな大きな夢ができました。

それにしても、不思議な巡り合わせは
やはり、やっぱり、
歓喜童子たちが縁の結んでくれているのだ
と思います。

「般若心経」楽天やYahooではすぐ買えますが、
Amazonでは一時売切となっています。

何を信じて良いかわからない渾沌とした今
「般若心経」は人々に穏やかな仏の道を
示してくれるのではないかと思います。

「歎異抄」でお二人ののコラボもあるかもしれないなあ…
なんだか私もワクワクドキドキしてきます。

まずは、ぜひ、
はるみさんの墨絵を見ながら、
ひろみさんの声を聞いてください。

あなたの中で何かが確実に変わります。

わたしへのサインの入った一冊。
わたしの宝物となりました。
治海ちゃん、ありがとうございます。

このサイトから購入できます。↓

午後のリサイタルで般若心経現代語の朗読があります。

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