不安や怖さを抱いたとき、どう対処する? ②
こんにちは
先日こんな質問を社内でいただきました。
「前向きな発言が多いですが、不安や怖さを抱いたときはどう対処しますか?」
当社では匿名箱的なドキュメントを作成して、言いたいことや悩みなど、なんでも書き込める場を設けています。まぁそうか、特に意識してないけど前向きな発言が多いのか...と自分を理解する上でも、今後も継続していこうと思います。
さて、ではどう対処する?
今回はその②です。
前回はこちら
テーマは「不確実性」
そもそもなぜネガティブな思考が出てくるのでしょうか?
これには不確実な要素が最も影響していると私は思っています。
では不確実なものに対し、どのように準備してどのように対処するのか?
これを自分なりにまとめてみたいと思います。
まずは不確実な要素を構造化、パターン化してみましょう。
・不確実性1 確率の不確実
・不確実性2 方向の不確実
・不確実性3 時間の不確実
・不確実性4 全くわからない不確実
不確実性1 確率の不確実
いつか確実になるし、その方向性もわかるけど、どのくらいの確率なのかはわからない未来
例:
・大学受験に合格するかしないか。
・今月の営業受注件数。
これらはすべて正確な数値で表すことはできないけど、分析すれば〇〇%〜〇〇%というように、確率で表すことができる不確実性。
不確実性2 方向の不確実
Aの道に進むべきか、Bの道に進むべきか...という不確実な未来
例:
・転職すべきか、今の会社にとどまるべきか。
・恋人Aと結婚するか、親の薦めるお見合い結婚にするか。
これらは前回紹介した論語にも繋がりますが、「選択」という意思決定が伴います。答えが自分にあるのが特徴ですね。
不確実性3 時間の不確実
「いつ」というのは不確実なのだけど、「いつか」は確実なこと。
例:
・不況は必ず来る。
・人は必ず死ぬ。
これらはいつ来るのかは不確実だけど、いつか来ることは確実な未来。
不確実性4 全くわからない不確実
来るかもしれないし、来ないかもしれない未来の不確実。
例:
・後ろから交通事故に合う
・親族が殺される
このような、いつ何が起こるのか?そもそも起こるのか、起こらないのかすら不明な不確実性。これは考えても仕方ないので、諦めてます。
このように4つの不確実のどれに該当するのかを明確にすると、その後の対処や準備ができ、結果としてチャンスに繋がるのだと思っています。
さて、この書いた内容は僕のオリジナルでは全くなく、僕の尊敬する
”世界の濱口"がイノベーションの視点で不確実性をモデリングして4つのレベルで解説しています。
記事の内容はビジネスにおける不確実性ですが、この手法を表題に置き換えて応用したのが今回の内容です。
不安や悩みは(自己)か(他者)か
世の中の大多数の悩みは
人間関係(他者)との問題か
お金(モノ)との問題か
病い(自己)との問題か
です。ぼくはこの4つの不確実性のうち「他者」や「モノ」の悩みはすべて捨てますだって他者のことを自分では決めれないから。
一方で「自己」の不確実性には、時間をかけて向き合うようにしています。
いかがでしたでしょうか
2回にわけて、お伝えしました不安や悩みへの取り組みをお伝えしました。
ご参考になれば幸いです。