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夫婦円満の秘訣とは
〈答え〉自分の言葉を変えること
私たちは言葉をつかって思考しているので、言葉を変えれば行動が変わり、人生が変わる。
おおくの偉大な業績を残した方や、偉大な業績を残していなくてもめちゃめちゃ幸せな人生を送った方はみな、自分のコントロールできるものをコントロールしている。
反対にものすごく悩んでいる人とか、苦しんでいる人とか、くらい人は、コントロールできないことばかりを考えています。
夫婦関係の理想→【明るく、仲良く過ごせること】これより大事なことはない。
他もいろいろある。お金があったらいいな。趣味が合ったらいいな。でも一番はこれ。
コミュニケーションする上で最も有効なツール⇒言葉
奥さんと明るく仲良く過ごしたいなら朝起きたら「おはよう」「今日もきれいだね」「コーヒー淹れてくれたの?うれしい!ありがとう。」「あなたと結婚できてほんと良かった」って言えばいい。はたしてこのような言葉のプレゼントをどれだけ言ってるだろうか?夫婦明るく仲がいい状態になるために、もっと多用していくべきだ。
ところで、自分の感情と言葉を合わせることって、いっけん良さそうな気がする。自分の感情の赴くままに言葉が一致している。なんかとっても自分らしくて、自分軸で生きている感じがする。でも本当にそれでいいのか?
たとえば、だんなが靴下脱ぎっぱなしだったら腹が立つ、怒りの感情がわく。「なんなのあんた!ふざけないでよ!あたしがどんな気持ちで片づけてると思ってるの!」これが自分の感情と一致している状態。自分軸がしっかりしている。
それで本当に、求めているものが手に入ればいい。しかし実際は手に入りにくい。上手くいかないことの方が多い。
それでは次のパターンはどうだろうか。
一緒に海に旅行にいって「気持ちいいね!今日一緒に来れてよかったね!」感情の赴くままで仲良くなれるパターンもある。
でもそうじゃないときもある。
この違いはなにか。
どうやら多くの場合、プラスの感情を言葉にしたときは、求めていることが手に入る。
でも、マイナスの感情をそのまま言葉にすると、マイナスなことを引き寄せる。
だからプラスを引き寄せたかったら、プラスの言葉を発し、マイナスの言葉を極力発しないようにする。
自分の使っている言葉をコントロールすることが、やっぱり起きる現実現象を決めている。
自分の感情に素直にいきたいということは、いいことなのだが、一点注意するとしたら、マイナスの感情になったときにどういう言葉を選ぶか、そこが大事。
たとえば私のつまりはとっても、感情と言葉が一致している人。
たとえば靴下脱ぎっぱなしにしてたりした際に
「何回言ったらわかるの!早く片付けてきなさい!」唐突に言われる。
その時の私の感情はプラスになるか?さすがに誰でもプラスにはならない。「は?言い方があるだろ。一呼吸おいてから言うとか配慮はないのか」と思う。
そしてその時に言葉を選ぶ「ありがと!何回も言ってくれて」ってムカつきながらいいます。
心はムカついている。「おまえだってその辺に服脱ぎ散らかしているの俺片づけたことあるんだけど」と思う。
トイレの電気の問題もそう。「あんたいつもトイレの電気つけっぱなし」っていうけど結構奥さんがつけっぱなしの時に消している。
言われた時にムカッとしないわけがない。でもそんなときでも言葉を選ぶ。「ああごめんね。すぐに消してくるわ。」
不思議なもので、この言葉を言うまではマイナス感情なのだが、「ごめんね。すぐ消してくるね。」と言って消しにいって戻ってきたころには、少し気持ちが変わっている。
何故ならば、私たちは感情から言葉を出しておりますが、もう一つ、言葉が感情に影響を与えているから。
だから、「ごめんね。すぐ消してくるね。」って演技でも無理くりでもいいから、なんとかその言葉さえ出してしまえば、なんか少し楽になる。消しに行って戻るころには、「俺だんなとしてイケてる。」と自己承認出来たりする。
逆の例「あんたまた電気つけっぱなしよ!」「うるせんだよ!おめーだってつけっぱなしにすることあんだろ!」といって相手が逆上したり、泣き崩れたら、そのあとの感情はどうなるか。「あ~、やっちまった・・」となる。
つまり、いつも言葉と感情は双方向。感情がマイナスの時にはマイナスの言葉を言いたくなるが、その時にチェンジ、選択する力を持つこと。チェンジするとまずは自分の感情に影響を与える。
「なんか。俺いい人になれた。いい旦那になれたかも」「俺こういう優しい男になりたかったんだ。」
そんな風に、相手の言葉は変わらないが、コントロールできる自分の言葉を意識して変えるようにする。自分の発する言葉によって、自分の感情は影響を受ける。
この理論を使えるようになると、だいぶ平和になる。上司に怒られた時もそう。
「おい!ちゃんとやれっつったろ!」「部長の言った通りにやりました!」というのか「申し訳ございませんでした。もう一度やり直します。ちなみにどのようにすればよいか、本当に申し訳ないのですが、もう一度ご指示願えますか。」
って言った時に、素直なことを言っている自分に気が付いて、気持ちが少し素直に傾く。ということが起こる。
でも100%ではない。
それでは、相手にムカついているのに、素直な言葉を発することに対する抵抗感はなぜ起きるのだろうか。それは、負けた気がするからだろう。
たとえば、部長が理不尽なことを言ったのに、自分が素直に謝ると、なんだか自分が悪くて部長は悪くない。私が損したみたいだっていう気になる。だからその言葉を選びづらい。
「トイレの電気消しなさい!って何度言ったらわかるの!」って言われた時に「いやおめーもだろ!」って勝ちたくなる。「チェックリストをつけてたら、先週の月曜日、火曜日5回もおまえはつけっぱなしで俺が消したんだ。証拠もある。」って言ったら勝てる。
でもそれで、「明るく仲良く」は手に入るのか、勝ったら手に入るのであればそれもあり。でも実際は手に入らない。
勝ち負けの場面ではそれやった方がいいこともある。例えば、スポーツをやっているなら勝ち負け大事。勝つことが目的だから。
夫婦関係は勝つことが目的か?離婚裁判の時は勝ち負けが必要。証拠集めて、Lineもスクショ。明るく仲良くなりたいなら勝ち負けは必要ない。
だからやはり私たちは目的に合わせて、自分がどのような感情をどのような言葉を使って自分にリターンさせるかということを考えられるようになると、人間関係の悩みはゼロにはならないけど、ほとんど減る。
子のように、自分の言葉をコントロールすることで相手の行動を良い方向へ変えること。
意図的に負けに言ったり、意図的に戦わない。
しかし、奥さんが本当にブちぎれたときにはどうすればいいか。ドラクエで言う「逃げる」というコマンドを選択する!
今日はやばいな。スーパー機嫌が悪いな。と思ったら、自分の部屋にこもったり、外に出たりする。コンビニで買い物と言いながら散歩してしばらく戻らなかったり。
怒りの賞味期限は人によって違うが時間がたてば収まることが多い。
プラスの言葉を出すという選択肢だけではなく、「逃げる」という選択肢もある。自分が悪いと思っていなくてもその選択が正しいこともある。相手の負のオーラがあまりにも強いとき、こちらに対する影響力が強すぎて、負のスパイラルに陥りやすい。なので勝ってもなければ負けてもない状況、「逃げる」を選択する。
戦うしか選択肢がないとつらい。会社でも、家庭でも戦う。疲れてしまう。
夫婦関係の場合、私は、勝ちもしなければ、負けもしないことってイケてるなと思う。
勝った時に気持ち良くならないし、負けたときにも気持ちよくならない。
そういう意味では勝ちもしない負けもしない「逃げる」は最強のコマンド。
選択肢がいっぱいあると思うと、意外と私たちはそんなに相手を変えようとイライラしなくても、自分が負けたような気持ちにならずに、卑屈にもならずに、自分の感情と言葉を、思った通りに少し変えることが出来るんじゃないかなと思う。
人間関係そんなに複雑に考えないほうがいい。人間関係は全部自分だけ。今コントロールしたのは全部自分だけ。
自分の「感情」と「言葉」のコントロール。たったこの2つのコントロール。
しかも、感情のコントロールは言葉をコントロールすれば自然とコントロールできる。
自分の言葉のコントロールしかフォーカスしなくていい。そうするとパーフェクトとまではいかないが、まあまあいい感じ。
夫婦関係も会社もいい感じ。そんな感じにはなれる。
以上
(参考 鴨川義人さんYou Tube)
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