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dorobe56
空き巣事件から考える、空き家問題と不動産業界の役割
グーグルマップで家物色、被害1000万円超 空き巣容疑でタイ国籍の2人追送検「家族に送金するため」 千葉県警（千葉日報オンライン）
ニュースを読んで、不動産業界に携わる者として、空き家問題の深刻さを改めて感じました。この事件では、草が生い茂った住宅をGoogleマップで探し出し、空き巣のターゲットにしていたとあります。空き家が犯罪に利用される現実は、防犯の観点からも大きな課題です。
特に空き家は、人が住まなくなるだけで管理が行き届かず、犯罪やトラブルの原因になりがちです。地域にとってもマイナスですし、所有者にとっても資産価値の低下につながることが多いので、放置してしまうのは本当にもったいないなと感じます。
また、犯行の動機として「家族への送金」や「借金返済」が挙げられていました。もちろん犯罪は許されることではありませんが、背景にある生活の苦しさには心が痛みます。こうした背景は、不動産業界にも関係が深いです。例えば、空き家を外国人の方にも貸しやすくする仕組みがもっと整えば、防犯だけでなく地域の活性化にもつながるかもしれません。
僕たち不動産業界の人間も、空き家の管理や活用についてもっとできることがあると感じました。例えば、空き家を賃貸やリノベーション物件として再活用するお手伝いをしたり、地域と協力して防犯対策を進めたりすることです。この事件をきっかけに、空き家が持つ課題と可能性を改めて考えたいと思います。