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50年住宅ローンの魅力とリスクを考える


auじぶん銀行が「借入期間最長50年」の住宅ローンを発表しました。このローンは、月々の返済額を抑えつつ借入可能額を増やせる仕組みですが、リスクについても考えておきたいところです。

例えば、50年という長期間では、家族構成の変化や転居の必要が生じることがあります。その際、購入した家が「残債割れ」していると、売却しても借金が残る可能性があります。また、ローン期間中に金利が上がったり、物件が古くなったりすることも予想されます。こうした状況に柔軟に対応できるよう、将来を見据えた計画が大切です。

地方でのニーズも高いこのローンですが、共働き世帯向けの「ペアローン連生団信」を利用する場合は、夫婦のどちらかが働けなくなったときのことも考えておく必要があります。安心して暮らせるよう、リスクをしっかり理解しながら利用したいですね。

50年ローンは、若いうちから家を購入しやすくする新しい選択肢です。ただし、ライフプランや資産価値の維持を考えながら、無理のない返済計画を立てることが大切です。一歩一歩、慎重に進めることで、安心して暮らせる未来をつくりたいですね。

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