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空き家問題と防犯対策を考える


空き家を狙った窃盗事件が増えているというニュースを読んで、少し不安になりました。昨年だけで被害総額が11億円を超え、特に東北や中部、九州の一部で被害が目立つとのこと。空き家問題が犯罪に結びついてしまう現実に、改めてその深刻さを感じました。

空き家は人目が少なく、長期間誰も出入りしないことで狙われやすくなります。親が亡くなったり施設に入居したりした実家をそのまま空き家にしているケースも多いようですが、そのままにしておくと犯罪のターゲットになるリスクが高まるそうです。

ニュースでは、防犯のために庭や郵便受けをこまめに手入れすることや、センサーライトを設置することが有効だと紹介されていました。ただ、それだけでは根本的な解決にはならないのでは、とも感じました。相続や引っ越しのタイミングで家財を整理し、空き家をできるだけ早く活用するか、思い切って手放す決断も大切だと思います。

空き家問題は個人だけでなく地域全体にも影響を与えるものです。防犯対策を工夫するのはもちろんですが、地域で協力しながらこの問題に向き合う姿勢が求められていると感じました。少しずつでも、自分にできることを考えていきたいと思います。

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