
今日SNSで見た動画を思い出せるだろうか。
今日SNSでみた動画を思い出して欲しい。何個思い出せるだろうか、今日観たニュースを思い出して欲しい。どんなニュースがあるか思い出せるだろうか。
ちなみに、一つ一つを思い出すことが出来る人はかなり少ないのではないか。つまり、何が言いたいかというと漫然と過ごしているつもりがなくても、時間を無駄にしているのだ。一日の中で思い出せない記憶があるということに相当な危機感を持つべきだ。
ここで、なぜそのような事態が起こるのか説明してみようと思う。
①情報過多:SNSでは大量の情報が短時間で流れてくるで、脳が情報を選別するのが難しくなり、記憶に残りにくくなる。
②注意の分散: 動画には字幕やコメントが注意を分散させ、情報の処理を難しくする。
③受動的:動画をただ見るだけでは、情報が受動的に処理されるため、記憶に残りにくい。
④脳の疲労:スマホを長時間使用すると、脳が疲労しやすくなり、前頭葉の働きが低下し、記憶力や判断力が低下する。
これらのことから分かるのは、目的もなくスマホを触っている時間は全く価値のない時間なのだ。なぜならば、ドーパミンの作用によって「目的もなく、受動的に行動させられている」からだ。受動的に一日が終わっていることを気づいてない人が非常に多い。
では、何が最適解かというと、「目的を持って、主体的に行動する」ことを軸とし、その時間を少しでも増やすことだ。今自分がしていることを「受動的」「主体的」と2つの観点から判断することによって、時間の使い方が上手くなるだろう。一日の中で、どれだけ主体的に時間を使えたかが、タイムマネジメントにおいて非常な鍵となるのだ。