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『繁忙期に値下げを、厳しい時に値上げを』色々やってると面白い6月の商売

 4月から飲食店を始め立ち上げ当初はあまり他の事業に手を出せていなかったのだけれども、6月は夏受験に向けた個別塾の繁忙期でもある。今年も例年同様かなりの数の依頼が殺到している。しかし、これにはある秘訣がある。私が心がけている“繁忙期に値下げを、厳しい時に値上げを”忠実に再現しているからである。

 一概に値下げ値上げと言ってもただ単に値段を下げたり上げたりする意味ではない。6月の塾の繁忙期で言うとお得なクーポン、セット割引、時間制指導時間をサービス延長したりと顧客の母数が見込める繁忙期だからこそ強気に値下げをするのだ。そうすることによって需要のある時期というのは簡単に言えば“買おうか買わないでおこうか”と悩んでいる中間層がかなり多いためそこにアプローチができ顧客を獲得できるのだ。

 一方飲食業はというと、6月は梅雨の時期でもあり全国各地あまり大したイベントがなかったりする。そのため道を歩く人もかなり少ないのが現状だ。そんな時に多くの商売人は売上を上げようと値下げをしたりするのだが、いやそもそも見込み顧客の母数が少ない時期にそんなことしたら火に油を注いでいるようなものだ。母数が少ないということは商売掛け算なので単価を上げる利益を上げる必要があるわけだ。

 わかりやすくいうと薄利多売ではなく、高付加価値ビジネスをしないと話にならない。

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