外貨稼ぎ(インバウンド集客)に必要な事はすべてバンコクで得られる
MATTのインスタグラムで来店者やインフルエンサー著名人の写真を載せているせいか、最近インバウンド集客についてよく聞かれる。まだまだ全然道半ばだが、MATTのインバウンドに対してのマーケティング術は全てバンコクから来ていると言っても過言ではない。
一言で名付けると“何でもありの集客”である。まずタイという国が何故外貨を稼ぐのに秀ているのかの背景から説明しよう。タイ含む東南アジアの国では欧米や中国日本などの東アジアの大国から古くから多くの観光客が訪問する観光立国である。物価は安いし自然が豊かで観光地としてはもってこいなのだ。現に国のGDPの大部分を観光など第三次産業で占めている。
そうなると自ずと外貨を稼がないといけないわけだ。英語も当たり前に使わないといけないし、彼らはそれだけではなく徹底して海外の文化を研究している。社内の公用語が英語なんて当たり前だったり、日本語の挨拶を何種類か覚えていたりだとか、とにかく素晴らしい。最近はバンコクにも富裕層が増え、国内需要も少しは増えてきたのかもしれないが、ほとんど見込んでいないのでこういう戦略が取れる。
次にマーケティング術だ。例えば、バンコクのストリートを夜歩くとレストランやバーの前に必ず小綺麗な女性が立っている。看板娘だ。彼女たちの愛嬌と積極性はすごい、もうほぼ肩をくんでくるようにして店に呼び込もうとする。店に呼ぶことができれば“何でもあり”なのだ。MATTでもこの戦略を応用している。日本では客引きは認められないので、WAGYUとJAPANESE WINEのFree tastingというでかい看板を前に設置にしている。そうする事でときに和牛に釣られたり、フリーテイスティングに釣られたりするわけだ。とにかく中に入れることができれば何でもありということだ。
また、もう1つこれは1番重要なのだが、バンコクから得たSNSを使ったネットワーク術がある。
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