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単なるインバウンド向け商品と理由付けされた高付加価値商品の明確な違い

 昨日はMATTに来てくださったお客様の招待でシドニーから車で2時間ほど走ったところにあるハンターバレーのワイナリーへ行ってきた。若くして不動産投資や複数のスタートアップベンチャーを手掛ける中国系実業家に案内してもらったのだが、久々に起業家らしい人と会って話をできたかもしれない。

 互いの事業、entrepreneurshipからオーストラリアの歴史や文化についてまでかなり面白い話ができた。中国系の実業家は決まって探究心と実行力が凄まじいのでかなり共感できるし、同時にこんな人間日本にいないよな、、、と毎回思ってしまう。

 そんな中、道中でオーストラリアパイを食べながらピザの話になった。オーストラリアではピザが13-15$程度で食べられるのだが、香港などでは同じサイズの普通のピザが50$だという物価とプライシングの話だ。そういやMATTも50$でビザ売ってるなと思いつつも、彼がそれを聞くと“それは和牛だからだよ”と瞬時に反応をしてくれた。
まぁ要はそういう事だ。

 同時に築地のインバウンド丼の話にも派生したのだが、もう既に外国でも話題になっているらしい。ただ単に東京都心に1番近い市場で卸されていると言うだけの魚をつかった丼ぶりが1万円で売られているということはもう気づかれ始め、一部の中国人などの観光客以外は嫌遠し始めている。

 では前者のMATTの和牛ピザと何が違うのか。明確な一つの違いがある。

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