育児も含め「経験者の悩み」は起業のチャンス#103
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではなく、「喉元過ぎれば起業をしよう」ですね。【テレビメモ術 連続投稿103日】
同じ悩みを後輩たちが感じるのであれば、喉元を過ぎた人を仲間にして会社設立ですね。
★私は、6年前にサラリーマン生活に区切りをつけ、55才で起業しましたが、遣り甲斐一杯で、毎日非常に充実した時間になりました。
会社を創ることは、破産につながるから怖いというイメージが自分を縛っていましたが、リスク回避策をとっておけば、起業ハードルは低くできると実感しました。
起業支援や起業後の経営支援もさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。
<成功のポイント/工夫>
1)育児ママのストレス発散のために国内初の「託児付きランチ」のアイデアを発案したこと
・国内初の「託児付きランチ」とは、育児ママの息抜き、ストレス発散をしてもらうための、託児付きランチサービス。
・人気のレストランと提携をして、レストランの個室やすぐ近くの空きスペースを託児スペースに変えてお子様を預かるサービス。
▶育児ママの悩み(ニーズ)
・子育ては24時間、子供が寝てる間も気が抜けない。自分の時間が無い。
・リラックスしながら食事ができない。
・自分の食事は、いつも抱っこしながらなので、両手を使って食事がしたい
2)提携している飲食店にも、メリットを提供するWin-Winの関係を構築したから
・提携ホテルでは、「単価アップにつながっています。自分へのご褒美という意味合いもあると思うので、ちょっとグレードの高い商品を提供可能」
3)「ここるく」のビジネスモデルを構築したから
・育児ママからの手数料
・支出は、提携レストラン近くの育児ルームの借用費用。保育者の人件費が主。
◎野村不動産とコラボし、野村不動産のマンションで住民向けサービスとして定常的に実施
<経営成果>
・年商ウン千万円(従業員わずか7名で)
・女性起業家大賞最優秀賞など数々の賞を総なめ
<岩井コメント>
★非常に心配することは、模倣されることです。
「コロンブスの卵」のサービスで、賞を総なめした理由が解ります。
ただし、アイデアを他社が直ぐに真似できますね。
メディアへの露出は制限して経営基盤の確立と、先駆者として経営規模の拡大が必要だと感じました。
チェーン店化が早急に必要だと思います。
たとえば、保育業界の大手が参入しやすいですね。
競合となる新規参入者を防ぐための手段として、
(1)商標登録をお勧めします
「託児付きランチ」や「ママランチ」「託児ランチ」はどうでしょう。
(2)つぎに、社名変更をお勧めします。
上記商標と同一の株式会社社名に
(3)ドメインネームも確保
(4)野村不動産以外のマンションメーカーとのコラボが可能かどうか、懸念されます。
★当事例も、「マーケティングの2C化」(※専門用語参照)ですね。
自分が欲しいサービスを自分でビジネス化したところが素晴らしいですね。
育児経験者の自分や仲間が、「こんな悩みがある。何とかできないか」と考えるだけですからシンプルですね。
サービス提供者の心理を分析すれば、イコール顧客の心理になるわけですから、明確ですね。
ただし、「恋は盲目」状態にならないことが、ビジネスにするときの注意点です。
<専門用語解説>
3C分析とは、Customer(市場・顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)という3つの「C」について分析する方法で、事業計画やマーケティング戦略を決定する際などに用いられます。
2C化とは、Customer(市場・顧客)とCompany(自社)を合体させることです。
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