勢いのある会社のコロナ禍対策ビジネスは学びが多い＜その１＞

【コロナ禍前に好調企業は、コロナ対応新規事業がなぜ早いのか？】

なぜ、コロナ禍前に好調だった企業は、コロナ禍対応が早いのか？そして前向きなのか？　
それは、好調な企業の経営者は、現状の事業が上昇機運でもそれに安住することなく、いつも次のことを考える習慣がついているからだと思います。
外部環境が悪いから、売上が悪いという他責にした不平不満は一切出さずに、自責で取組む姿勢に感動しました。

がっちりマンデー　2020年6月14日 放送
あの急増していたチェーン店は今
さらに店舗を増やしていたあの会社
https://note.com/gacchiri/n/na68e65a547cd

＜コロナ禍対策新規ビジネス＞
事例１）１日２０００円！ 大急増の軽レンタカーは今？
愛知県名古屋市の「ガッツジャパン」社。レンタカービジネスを展開
２０１５年８月から２０１８年３月時点で１００店舗突破。
年間売上げを２０１５年４億円から２０１７年には６倍以上の２５億円に大急増！
▶成功理由①「超安い」
・１日あたり２０００円から。１週間で７８００円から。１か月だとなんと２４８００円から。
▶低価格を実現できる理由
・機種限定：軽自動車「だけ」をレンタル
・安く仕入れられる５年～８年前の型落ちかつ不人気色の軽自動車に限定
・ターゲットは、法人の月額利用や代車需要
・軽自動車なら、駐車場にたくさん停められるので一台当たりのコストダウン可能
▶コロナ禍対応新規ビジネス
・「軽自動車のキャンピングカービジネス」を強化中
：車内は水道が使え、手を洗うことができるので便利

＜岩井コメント＞
・本業の低価格レンタカービジネスは、コロナ禍があっても、前年比利用者数で９４～９６％と少しのダウンのみ。
不況期でも、低価格で提供できる仕組みがあることは強みであると、再認識しました。
加えて、コロナ後は、星野リゾートの星野社長がおっしゃるように「マイクロツーリズム」から観光ビジネスが復活するとのこと。
岩井が具体的に考えたことは、「自宅近くでちょこっとキャンプ」がブームになりそうですね。
コロナ前も、キャンプブームになりつつあったので、目の付け所が素晴らしいですね。

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#60　

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