【解決法】新商品の出荷の後で不具合発生！

新商品を開発し出荷した後に、不具合が発生したことはありませんか？

1.問題発生！

今回は、納入した後、お客様の現場における商品の使い方により不具合が発生したケースです。

2.大切なことは？

まず、商品の現場での使い方をしっかりと把握すること、また、納入した後の商品の保管方法も把握することが大切です。

3.状況は？

お客様から不具合発生の連絡があり、現場にお伺いし商品を確認したところ、商品が変形し次の工程へ進めない状況でした。

お客様にお聞きしたところ、商品を現場で取り付けた後、すぐに次の工程へ進まずに数日間そのまま放置したとのことでした。さらに、他のお客様からも同様な不具合の発生の連絡をいただきました。

商品の不具合が発生した全てのお客様の現場へ伺い、お客様より状況を把握したところ、はやり商品を現場で取り付けた後、すぐに次の工程へ進まずに数日間そのまま放置したとのことでした。

お客様へは商品を現場で取り付けた後、すぐに次の工程へ進んでいただくよう説明とお願いをしていたのですが、実際の現場においては必ずしも思うように工程を進められるとは限らないということです。

このケースの場合、商品の設計変更と実際の現場での商品の使用を想定した信頼性試験の考案・実施を行うことにより、不具合を解消することができました。

4.解決のポイントは？

今回のケースにおける解決のポイントは、お客様の現場での商品の使い方と商品の保管方法を把握した上で、商品自身への対策を実施したことでした。

5.失敗しないためには？

お客様がどのような使い方をされるのか保管方法まで事前に把握した上で、商品は開発しなければなりません。また、適切な信頼性試験方法も導入することをオススメします。

今回は、お客様の商品の現場での使い方によって、不具合が発生した事例について、ご紹介しました。