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気付いたら曖昧な世界が好きになっていた



フリーランスのお仕事をするようになってから気付いたこと。自分は曖昧さの中に丁度いい具合を見出すことが好きだということ。
看護師で現場最前線で働いていた時には思いもしなかったことである。その当時の私は完璧主義、白黒思考の持ち主だったから。もちろん働く環境や仕事内容によって大きく変化する。
でも、今私が働く環境でワクワクする場面に出会うことが多いのは確かである。
こんなにも自分は文章化したり、成果物を創ることが好きだとは思いもしなかった。
でも、思い返せば幼少期はコツコツ黙々と編み物や手芸物にのめり込んでいた。私だけの世界で、確実にカタチになっていく物が欲求を満たしてくれていたように思う。当時はひょんなことでいじめられていた時期もあり、ぽっかり空いた対人関係を築く時間を埋めるように創りあげることに没頭していたように思う。

その感覚と似ているのだろうか。その時の記憶が真っ先に想起された。
制作物を創る時。初めはカタチなんて成していない。完成形が思い通りになるかも分からない。その曖昧な過程を辿っていく。でもその過程に面白さやワクワクが隠れている。
分からない人にはわからない。
分かる人にはわかる世界。

こんな事言ってるなんて、昔の私がきいたらビックリすると思う。
数年後はどう感じているだろうか。
ワクワクしながら
書き終えることとする。

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