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落下の解剖学-単に難儀な犬-
◯◯の◯◯、つうタイトルのせいか、なんか勝手にリューベン・オストルンド監督作かと思い込んでたのよ。しかもパルム・ドールでしょ、でしょでしょ?となると三回目⁉️すげ、と思って( ̄▽ ̄;)
(ちなみにオストルンド監督の2022パルム・ドール受賞作「逆転のトライアングル」の原題は「Triangle of Sadness」、邦題の方が冴えてる。同監督同賞2021「ザ・スクエア 思いやりの聖域」の原題は「The Square」)
オストルンドといえば、強烈にシニカル。ブラックユーモア溢れた映画で私達を胸糞悪くする事で有名ですが、そこがいいんじゃな〜い(映画秘宝のみうらじゅん)
劇場で気付いたよ。
最近、どんだけ観てないかも解ったし。
そっかー、これは「落下の解剖学」ジュスティーヌ・トリエさんという監督の映画。他の作品は観たことがないので私は思いがけず初トリエ。
真実はひとつ!おっぱいはふたつ!!
ていう言葉も不適切な今日この頃。
この映画、真実は一つではない。
(おっぱいも何個でもいいし)
ミステリーにしても、法廷劇として、もやもやする作り。
観た人の解釈に委ねる感じでもない。
主演ザンドラ・ヒュラーの表情の乏しさ、
そこも狙いなんだろうけど。
つか、なんかわからないところがこの人の凄いところな気がしてきた。
有能な弁護士曰く
「裁判で大事なのは罪を犯したかではなく、君がどう見えるか。」だと
(心証が良いか悪いか)
なるほど〜。
最終的にはパルム・ドッグ受賞した犬の
スヌープ(本名はメッシ)君の行動が鍵を握るらしい。
ええっ、犬君が、それでいいのか、そっか。
なおかつ、映画でもその後も難儀な目に遭うメッシ君。
アカデミー脚本賞授賞式にて、発表と同時にメッシ君が拍手した映像がSNSでバズった。ダミーの脚使ったヤラセだったらしい。
しかもリハーサルに失敗し、事前収録に切り替えての強行。
ハリウッドよのう。
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Anatomie d'une chute
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