メンタルブロックの一つ 被害者意識 「不満は言わない」チャレンジ

Victimization 被害者意識の意味を聞いたのは何年も前のこと。この被害者意識が人類の持つ大きな問題だとも言われました。

被害者意識とは「必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。また自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者や環境などに転嫁し、自分を被害者だと思い込むこと」と辞書に定義されています。

つまり、思いどうりにいかないのはすべて他人または世の中のせいであると考えること、そう考える限り問題の解決法がないことを意味しストレスを生み出す思考法ということになります。つまり、自分は無力だと無意識下で認識していることになりますね。

なかなか、自覚するのは難しいことでしょうが、言葉を変えることから変えていくことができます。

なぜなら、言葉を変えれば考え方が変わり、行動も変わり、やがて周りの世界も変わるからです。

まず、チェック。
次の言葉を使っていたり、心の中でつぶやいたりしていませんか?

それはあなたのせいよ。
でも、私は出来る限りのことをしたわ。
私はとってもがっかりしている。
わかったわ。私はあなたのために自分を犠牲にするから。
いつもこうなるの。
一体どういう意味があるの?
雨降りなのでできない。
彼女がそうするように言ったの。
あなたは私の事をわかってない。
あなたは私をみじめな気持ちにさせる。
彼が私をおこらせた。
私はいつもあなたによくしてきたのよ。
私は働かなければならない。
私はいつもあなたを喜ばせようとしているの。
誰も私に感謝しない。
私はとても惨めです。
あなたのせいで私がどれだけ苦しんでいるかわかる?
私があなたを助けていたことを覚えていないの?
結局あなたのためにしたの。
私は不運だ。
彼女はすごくラッキーだ。等々

最初は、えええー!そのぐらいのこと言ったり思ったりするものでしょうよ。と思ったものでした。でも、意識して気を付け、例えば天気に文句言わないようにすると暑さ、寒さもあんまり気にならなくなったりしました。

このように大抵の文句やねたみ、攻めの言葉、非難が被害者意識のあらわれなのです。

そして、この本のことを思い出しました。

もう、不満は言わない 「21日間、不平不満を言わない」というチャレンジ

21日間、不平不満を言わないというチャレンジを推奨する本です。色々な人の例を挙げていてなるほどと納得させられる本だったと覚えています。特にこれをチャレンジした老夫婦が、文句や悪口を言わなくなって二人の会話が減ってしまったという話し印象に残っています。結構、近しい間柄では、そういう会話で関係が成り立っていること多いのかもと思いました!

チャレンジしてみませんか? でも、完璧を求めてかえってストレスにならない程度に!


#被害者意識 #文句 #非難 #創造性 #マインドフルネス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?