『野獣の青春』(1963年・鈴木清順)
“ダイヤモンドライン第五の男”として1961(昭和36)年から、コミック・アクションで独特の持ち味を活かしてきた宍戸錠と、鈴木清順は、この年、昭和38(1963)1月に、そうしたコミック・アクションの新機軸ともなった『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』で快調なコンビぶりを見せた。この『野獣の青春』は、同じく大藪春彦原作、宍戸錠×鈴木清順コンビによるハード・ボイルド、鈴木清順によると、成人映画として撮影開始され、途中で一般映画に変更されたという。
さて、本作は日活アクショ