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日活映画の素晴らしき世界

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日活映画の魅力をまとめました!
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2020年5月の記事一覧

『渡り鳥故郷へ帰る』(1962年・牛原陽一)

 小林旭の代名詞ともなった「渡り鳥」は、作品の世界観からすると『ギターを持った渡り鳥』(1…

『渡り鳥北へ帰る』(1962年・斎藤武市)

   小林旭の歌の世界には、「ダンチョネ節」「ズンドコ節」などいわゆる「アキラ節」と呼ば…

『大海原を行く渡り鳥』(1961年・齋藤武市)

 昭和35(1960)年12月に、宍戸錠のダイヤモンドライン参加が決定され、「渡り鳥」の好敵手役は…

マイトガイ・小林旭の軌跡 PART3 MIGTY GUY ON MOVIES 1964〜1971

      昭和39(1964)年、マスコミを賑わした美空ひばりとの理解離婚。日本クラウンへの移…

長谷部安春の日活ニューアクション時代

 長谷部安春監督のデビュー作は、小林旭のスパイ活劇『俺にさわると危ないぜ』(1966年2月12…

『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』(1963年・鈴木清順)

 日活ダイヤモンドライン第四の男として『ろくでなし稼業』(1961年・齋藤武市)でコミックアク…

『野獣の青春』(1963年・鈴木清順)

 “ダイヤモンドライン第五の男”として1961(昭和36)年から、コミック・アクションで独特の持ち味を活かしてきた宍戸錠と、鈴木清順は、この年、昭和38(1963)1月に、そうしたコミック・アクションの新機軸ともなった『探偵事務所23 くたばれ悪党ども』で快調なコンビぶりを見せた。この『野獣の青春』は、同じく大藪春彦原作、宍戸錠×鈴木清順コンビによるハード・ボイルド、鈴木清順によると、成人映画として撮影開始され、途中で一般映画に変更されたという。  さて、本作は日活アクショ

日活と娯楽映画の時代 1933〜1971年

戦前、時代劇黄金時代 1912年〜1941年  日活は今から100年前、1912年9月10日に創業した日…

『肉体の門』(1964年・鈴木清順)

 田村泰次郎原作「肉体の門」は、戦後間もなくセンセーショナルな話題と共にベストセラーとな…

『殺しの烙印』(1967年・鈴木清順)

 1956(昭和31)年、『港の乾杯 勝利をわが手に』で、監督デビューした鈴木清順監督。映画黄…

『大草原の渡り鳥』(1960年・齋藤武市)

 昭和35(1960)年、日活はダイヤモンドラインのスター主演作をローテーションで毎月製作して…