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【生成AIニュース+】『Grok-3(chocolate)』『VOE 2(日本語バージョン)』『MakeAnything』『SkyReels』『generative 3D』『Chat2Geo』『転倒から起き上がるためのAI制御技術』

まいどです。
本日の生成AIニュース+ テック情報。


■Grok-3(chocolate)

Grok-3がリリースされました。
現在Premium+プランに加入してる人だけが使用できます。
高い推論能力や多言語対応、マルチモーダル機能が強化されているとのことで、10万台以上のH100 GPUでトレーニングされているため、非常に強力なAIモデルです。
性能結果はアリーナで史上初の1400スコアを突破したモデルになりました。
また、すべてのカテゴリーで1位を獲得したそうです。
ただ、全体的にはGrok-3のリリースは期待通りではあるものの、用途によってはまだ調整が必要であるという印象のようです。
それともう一つ、GrokにもDeep Research機能が搭載されたとの事です。
先日お伝えした、地球上でもっとも賢いAIは、伊達では無かったようです。
ちなみにGrok-3のコードネームは「chocolate」らしいです。
チョコレートw。


■VOE 2(日本語バージョン)

最先端のAIを使用して高品質のビデオを生成するVOE 2の日本語ウェブサイトが開設されていました。
これ、いつから開設されていたのか、ちょっと把握していなかったので、詳しくは分かりませんが、どうやらここからVeo2を使える模様です。
ただ、このサイトの信頼性については若干の懸念があるので、完全に信頼できるかどうかについて自己検証が推奨されています。


■MakeAnything

MakeAnything は、AIによる手順付きチュートリアルを自動生成するための新しいフレームワーク です。
簡単に言うと、MakeAnythingは、AIを使って、料理のレシピ、DIYの手順、プログラミングのチュートリアル のように、段階的な手順を説明するコンテンツを自動的に作り出す技術です。


■SkyReels

SkyReels は、SkyWork AIによって開発された、人間を中心とした高品質な動画生成AIモデルです。
現在、SkyReels V1と、SkyReels-A1の2つのモデルが発表されています。
これらのモデルは、それぞれ異なる強みと特徴を持っていますが、根底には 「人間を主体とした、より表現豊かで高品質な動画生成AIの実現」 という共通の目標があります。
SkyReels V1 は、SkyReelsシリーズの基盤となるモデルであり、人間を中心とした動画生成 に特化した オープンソースの動画生成AI です。
「Foundation Model (基盤モデル)」という名前が示すように、このモデル自体が非常に強力な動画生成能力を持ち、様々な応用モデル開発の土台となることを目指しています。
SkyReels-A1 は、SkyReels V1 の技術を応用して開発された、ポートレートアニメーションに特化したAIフレームワーク です。
一枚の静止した人物写真から、表情豊かに動くポートレートアニメーション動画を生成することに特化しています。


■generative 3D

generative 3DはTripoの基礎モデルで、あらかじめ用途に特化した3DCGを制作できるモデルです。
Tripo、正式に使ってみたいんですよね……。
でも現状では自分の業務には直結しないので……。


■Chat2Geo

Chat2Geo は、ChatGPTのようなチャットボットインターフェース を備えた、リモートセンシング (遠隔探査) データに基づいた地理空間分析を行うためのWebアプリケーション です。
簡単に言うと、Chat2Geoを使うと、まるでChatGPTと会話するように、衛星データや地図データを使って、様々な地理空間に関する分析 を行うことができます。


■転倒から起き上がるためのAI制御技術

現実世界でヒューマノイドロボットが転倒から起き上がるためのAI制御技術 を開発した研究です。
簡単に言うと、この論文は、ヒューマノイドロボットがもし転んでしまっても、自分で立ち上がることができるようにするAI を開発し、実際に人間サイズのロボット (Unitree G1) でそれを成功させた という、非常に画期的な成果を発表しています。
立ち上がり方が、何かの映画で見たような感じがしますw。


本日は以上となります。
今日はどこを見てもGrok-3の話題ばかりでした(なのでトピック自体は少なめ)。
実はコスパが滅茶苦茶良いGrok、Grok-3のリリースやDeep Research機能の搭載はかなり大きいです。
うーん、Premium+に入ろうかな……(←こんな記事やってるなら入りなさいw)。
でもX自体はあんまり使ってないし……ブツブツ……。

あっ、あと、ちょっと個人的な事になりますが、記事のトップを【生成AIニュース+ 】に変更します。
冒頭で「生成AIニュース+ テック情報」とこっそり変更していますが、テック情報って文字を入れると、またタイトル文字数制限が……ってなるので、「+」だけとりあえず入れさせて頂いて、正式には「生成AIニュース+ テック情報(テクノロジー情報)など」になります。
まぁ、定期的に見て頂いている方は分かるかと思いますが、【生成AIニュース】と書きながら、中身は生成AI以外も結構扱っているので(今日はほぼ無いですが)、悩んだ末にタイトルには「+」の追加だけにしました。
本当はちゃんと書けば良いのかもしれませんが、これまで【生成AIニュース】ってずーっと言ってるので、がっつり変えちゃうのもなんだかなぁ、と思ってとりあえずは「+」の追加だけにさせて頂きます。
またややこしくなりそうだったら、その時に何か良い名前(があれば…)に変更しますね。

SeaArtAI

それでは、また。

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