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那須にある保育園「創造の森」で、自然派保育スタート!

「創造の森」に転園してから約2ヶ月が経ちましたので、今までの振り返りとイベントの感想記事を書きます!

我が家には、2021年産まれ(現在3歳9ヶ月)の女の子と、2023年産まれ(現在1歳8ヶ月)の男の子がいます。

今までは2人とも普通の保育園に通わせていましたが、今回、那須への移住に伴い、上の子を「創造の森」に転園させることになりました。(下の子もできれば入れたかったのですが、定員オーバーで入れず。。。)

そして、上の子が入ってから2ヶ月が経ち、慣らし保育も無事終了して、今回餅つきイベントに参加してきました!

「創造の森」は、栃木県那須塩原市にある認可外保育園。

1番の特徴としては、シュタイナー教育を実践されている点で、ネットで調べてみてもシュタイナー教育との関係性が目に留まります。

たとえばオイリュトミーをしたり、みんなで輪になってランチを食べたり、ほかの園ではやらないようなことをいろいろ体験できますが、実際に転園してみてわたしが感じたのは、「自然をダイナミックに活用した、めちゃくちゃアウトドアな園だな〜」ということです!

さすがは那須塩原の保育園!

自然の中で思い切り遊べるアウトドア保育園

まず敷地ですが、全部で何坪あるんだというくらい広大な土地が広がっており、園舎、畑、倉庫、旧園舎、レストランなどさまざまなものがあります(本記事のアイキャッチ画像は創造の森の写真ですが、一部です。これの3倍くらいの土地があります)。

そして、園舎の隣には森が広がっています。

もちろん子どもたちは、毎日のように森に出て探検をしているということでした。

那須ならではの自然を活用した教育ですよね。

園舎を出て正面には、これまた何坪あるんだというくらい大きな畑が広がり(まさに本記事のアイキャッチ画像!)、その隣に旧園舎と農工具倉庫、砂場など子供の遊び場が広がっています。

子供の遊び場と言っても、いわゆる金属製やプラスチック製の遊具などは全くなく、丸太で作られた平均台や焚き火台、木の枝から吊るしているロープ(ターザンみたいに遊ぶ用)などがあるだけ。

わかりにくいですが、奥に見えるのが丸太の平均台。さらにその奥に砂場と、右奥にはイベント時に使う旧園舎があるのですがみえにくいですね。。。汗

ただ、いろいろな木や植物があるので、落ち葉や小枝で子どもたちは思い思いに工夫して遊びます。敷地も広大なので、周りを気にせず思う存分駆け回ります!

食もオーガニックと手作りにこだわった、安心の保育園!

ちなみに園舎前の畑では常時野菜が栽培されていて、毎日の給食で活用されることはもちろん、同敷地内にあるレストランでも活用されているそうです。

年末にあったイベントの餅つきでは、畑で育ったほうれん草の胡麻和え、そして大根の出汁煮が振る舞われましたが、ほうれん草と大根が甘すぎて舌を疑いました…あれを食べると、もうスーパーのほうれん草には戻れないと思います。全然違う。違う食べ物なんじゃないかってくらい全然違いました。

料理関連だと、午前のおやつで子どもたちに手作り甘酒を振る舞ってくれるのも個人的には嬉しいポイントでした!

年末の餅つき大会の様子

餅つきイベントはどうだったかというと、まずは火おこしからスタートし、本物の火で癒され暖まりながら、餅米が炊けるのを待って、お父さんたちが交代で餅をつきました!

実際の火おこしと薪をくべるのを楽しんでいた我が子たち

子どもたち用の杵もあったので、年長さんなど大きい子たちは餅つきを楽しんでました!

一方お母さんたちは、採れたての野菜をつかって漬物や胡麻和え、お汁を作ってくれました。

全て屋外で完結の、めちゃくちゃアウトドアな会でしたが、火に薪をくべる体験もできたり、焚き火に囲まれて暖まりながら突き立ての餅を食べたり、出汁で煮た大根を食べたり、素敵な会でした!

大根を煮ている様子

キャンプ好きな人や自然が好きな人はもちろん、子どもに野外でいろいろな経験をさせて非認知能力を高めてあげたいという人にとっても、すごくいい場所だと感じました。

焚き火を体験させてくれる園ってなかなかないですよね?

大人たちもしっかり楽しんでいて、子供が主役のイベント、というより親子で楽しむイベントという感じでした。

クリスマス会も実施!でも赤白サンタではなく、青と天使とリンゴでした

ちょっと前には、クリスマス会もありました!

クリスマス会といえば、子どもが歌や踊りなどの出し物をして、それを親がみて感動する、カメラに納める、という構図が一般的ですが、創造の森は違いました。

クリスマス会では、先生手作りの「天使がついた青い本」が配られます。

その後、みんなで円を囲むように丸くなって座り、ローソクが刺されたリンゴ(くり抜いてある)を1人ずつ中央に置いていく、という会でした。

真っ暗の部屋の中、光はりんごのローソクのみなので、神秘的な感覚に包まれます。

流石に1歳の弟くんはすぐ飽きて外に連れ出すことになりましたが、出し物で盛り上がるクリスマス会ではなく、暗い部屋とリンゴローソクを使った儀式、というのも初めての体験で、神聖な場で落ち着いたクリスマス会もいいなと思いました。

まだ2ヶ月なので、今後の創造の森での活動やイベントが楽しみです!

また新しい発見や遊びなどを定期的にレポートしてみたいと思います!小さなお子さんのいるご家族の那須移住と、創造の森に興味のある方にとって、参考になれば幸いです!