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事業承継する会社に入った場合、次期社長ということで、管理職、事務職、営業職などになって現場(工場、建築現場など)に入らないこともあるかと思います。


その場合、既存の従業員たちに、現場がわからない次期社長と感じられて、心に距離が空くことがあります。そのため、入社後の数年は現場に入って、従業員たちと同じ立場に立つこと。

次期社長が現場に入れば先輩たちはぞんざいに扱うことができず、丁寧に教えてくれるものと思います。そのやり方を標準にして、それ以降の新入社員を教えてもらうように言っておきましょう。中小企業では新人教育(中途採用も)が上手ではないことが多いので、自分が入って指導してもらったその内容をきちんと記録しておくのがおすすめです。


入社後数年現場に入れば現場の状況、悩み、苦労もわかるでしょう。その後経営サイドに回っても、従業員は現場がわかっている次期社長、とみてくれるはずです。それからのほうがその後の経営が楽になります。

そのため、現場に出るのが躊躇する場合でもあっても、覚悟を決めて現場に飛び込みましょう。

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