ドンマイ ではなく、ナイストライ
ドンマイ、ではなく、ナイストライ、と言いませんか??
スポーツしていて、ミスをすると、ドンマイ、と言われると思います。このドンマイ、英語にすると
Don't mind. 気にするなよ
になります(Never mind. とも言いますが、同じ意味です)。
このドンマイ、昔から好きではありませんでした。その理由が長らくわからなかったのですが、先日わかりました。
ドンマイ、というのは、もともとミスをしていて、そのミスはあるけれども気にしないようにしようぜ、という意味。ミス自体はミスとして認識されていて、しかも本来は気にすべきもの(mind)を、気にしないしないようにしようぜ、と。
ネガティブなものをなかったことにする、という感じがしました。
一方、別の言い方として先日知ったのは「ナイストライ」。これは挑戦すること自体をポジティブに捉えているように思えます。難しくリスクのあることに挑戦して、結果ダメだったけれど、その挑戦自体は素晴らしいじゃないか、よくやった、というエール。
この2つ、同じような場面で使われるとしても、その意味合いは大きく違う、と感じます。
事業承継など、ビジネスの現場においてもミスすることは多いです。そのときに、ドンマイ、と声掛けするか、ナイストライ、と声掛けするか、些細な言葉ではありますが、受け取る側にとっては大きく違う、そう思ったのでした。
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