この春、「出張整体」のサービスプラットフォームをローンチしました!
構想に2年半、開発に1年半かけたサービスを、この春ローンチしました。
サービスの立ち上げ、Webサイトの開発ではたくさんの方に携わって頂き、遂に!サービスローンチができることに感謝しかありません。
このサービスに携わって頂いた方々への感謝と、サービスを広く皆さまに知って頂きたい想いから、noteを始めました。
ヘルスケアにご興味ある方、ご家族の健康を心配されている方、テック系にご興味ある方、スタートアップ界隈の方など、色んな人に読んでいただけたら幸いです。
そもそも、なぜ「整体」で「出張」サービスをしようと思ったのか
私が初めて整体院(店舗)を開業したのは2016年夏。大手整体チェーンのフランチャイジーとして整体店舗の経営・運営をスタートさせました。
当時は別で本業があって、「整体院で出た利益は使わないで、すべて次の店舗の開発に使う」と従業員と約束し、2017年には無事2店舗目を開業することができました。
実店舗の経営に約4年携わって、この業界の課題がわかりました。
「来院が必要なので、(高齢者や妊産婦など特に)整体が必要なお客様にサービスを提供しきれていない」「従業員は長時間かつ肉体労働の割に賃金が低い」「経営者は競合過多による高額なコストで疲弊している」と三方にとって悪いビジネスモデルになっていたのです。
そこから三方良しのビジネスモデルを考え始めました。
簡単にいうと「いつでも、どこでも、だれでも施術が受けられる環境」があれば、この業界を革新できると思うようになりました。
これが、「整体」の「出張」サービスをこの世に提供しようと思ったきっかけです。
利用者と整体師が、いつでも、どこでも、だれでも利用できるサービス「みんなのせいたい」をつくる!
日々忙しいビジネスパーソンはもちろん、介護中のお年寄りにも、産前産後のケアが必要な妊産婦さんにも、「整体」をもっと身近に感じてほしい。
日本人みんなの元気・健康を支援したいという思いから、私はこの「出張整体」のサービスを「みんなのせいたい」と名付けました。
目指した世界観は以下です。
① 今まで通院してケアを受けることが難しかった方々(妊産婦さん、お年寄り、多忙なビジネスマンなど)にも、安心して整体を受けてもらいたい
② 整体師が、就業時間や適正価格を自ら設定できる仕組みにすることで、ヘルスケア業界の働き方改革にも一役買いたい
③ これまで整体は保険適用がないため高額になりがちだったが、場所代が不要になることで費用が抑えられ、リーズナブルに利用できる
海の向こうアメリカでは、出張整体は既にブームになっており(参考:Sooth)、出張ヘルスケアサービスは今後ますます主流になるでしょう。
サービス開発中に起こった未曾有の出来事・・・「コロナ禍 (COVID-19)」
そんなふうにサービスローンチに向けて準備をすすめていましたが、未曾有の出来事が起こりました。
そう、「コロナ禍(COVID-19)」です。
日本中、店舗型のビジネス(飲食店、トレーニングジム、エンタメ系施設など)は軒並み大打撃を受け、今後の経営もままならない状態に・・・整体院も例外ではないでしょう。
コロナで自粛中も、日本人の健康課題が解決するわけではありません。
むしろ、在宅勤務で身体が悲鳴をあげるビジネスパーソン、子育てや自宅介護が続くご家族、産前産後ケアをしたくても通院をためらわれる妊産婦の方々など、ご自宅でのヘルスケアを求める声は高まるばかり。
こういう時こそ、人々のためにヘルスケアテックは頑張らないと!そうプレッシャーを感じました。
「在宅で安心して受けられるヘルスケアサービス」を絶対つくろうと、と新型コロナウィルス対策のガイドラインを設置。
専門家の意見を聞き、ローンチまでの多くの時間を衛生面の整備と、整体師への周知徹底にあてました。
こんな時代だからこそ・・・「みんなのせいたい」の使命
いま、必要にせまられながらも検診に行くのもためらわれる妊産婦の方々(特に産後ケアが必要な方々)、老夫婦や親子で自宅に引きこもりながら介護をされている方々、長時間の在宅ワークで肩や腰を痛めていらっしゃるビジネスパーソンなど、多くの人が先行き不透明な中で健康に不安を感じていらっしゃいます。
一方、店舗が休業し、失業や減給の憂き目にあっている整体師も多いはずです。
「みんなのせいたい」は、健康不安をかかえる方と整体師の、両方の不安解消にかならず役立てると信じています。
このサービスが、両者の出会いと信頼関係を生み、「みんなのせいたい」の名に相応しいサービスになっていくことが、今の目標です。
日本人全員が、自粛下でのストレスや制限を感じている。
このような時こそお互いを慮り、マナーやルールを大切に、いち早く元気・健康な日本を取り戻しましょう!
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