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甲斐大月「滝子山のコイワカガミ 2023」【四季折々の花、草木】〈名所編 その31〉

人は年齢を重ねるにつれて自然の奥深さに気づき、「花鳥風月」の順に興味を持つようになるのだとか。

いつからか、仕事の取材先や趣味の登山の目的地へ向かう途中に「○○の○○」と呼ばれる花や草木にまつわる名所を見つけると、立ち寄るようになった。

これまでSNSに投稿した全国各地の名所(画像)を、その時季に合わせて紹介していく。

四季折々の花、草木〈名所編〉

その31「滝子山のコイワカガミ 2023」

GW期間中に登った「滝子山」(1620m)

笹子駅下車、南陵(寂惝尾根)から山頂を経て、初狩駅まで約5時間。

「いい脚してるよ」

南陵入口から山頂付近まで同じペースだった、コイワカガミ目当てに「先週も登ったんだ」と話す、山慣れた老紳士に褒められる。

年甲斐もなく、うれしくて照れてしまった…

令和5年(2023)5月15日のFacebookより

【撮影日】
令和5年(2023)5月5日

【場所】
山梨県大月市大月町真木

【メモ/雑学】
・「コイワカガミ」はイワウメ科の多年草。イワカガミの品種で、全体に小形で葉の縁のギザギザがめだたないもの(本州中部以西の高山に生える)。
・和名「イワカガミ(岩鏡)」は、岩場に自生し、艶のある光沢の葉が鏡のように見えることから名付けられたという。

以上

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水谷俊樹
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