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記憶に残るウィンブルドン🎾

2024年のウィンブルドンは、アルカラス(スペイン)の優勝で幕を閉じました。21歳で二連覇と最年少を記録し、記録にも残るウィンブルドンでしたが記憶にも強く残ったウィンブルドンでした。

なぜ記憶に残る大会になったのか、文字で残そうと思いました。

アンディ・マレー

1人のスーパースターが選手として幕を閉じました。アンディマレーは、BIG4 (ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチ、アンディ・マリー)の1人として長年テニス界を牽引してきました。そのアンディが、長年悩まされてきた股関節の怪我も相まって、母国イギリスのテニスの最も権威のある大会で最後の試合を迎え、ウィンブルドンのメインスタジアムにて引退セレモニーが行われました。そのインタビューがすごく心の動かされるものだったので共有します。

16:10秒より抜粋
I love to keep playing but I can't
I love to play forever and the sports.
Tennis taught me a lots of lessons over the years that I can use rest of my life. I don't want to stop, so it's hard.

テニスは大好きだし、永遠とやっていたいよ。でもできないんだ。いろんなものを教えてくれたし、今後残りの人生でもすごく役に立つと思う。やめたくないよ、だから引退が辛いんだ。(意訳)

泣きながら、想いを真っ直ぐに聴衆の前で語るマリーには、心が動かされました。スポーツを最前線でするということは本当に限られた時間の中でのことなんだなと。現役であることの尊さを、このスピーチからハッとさせられました。選手としての寿命がある、それを最大限のものにするためにも、最大限のサポートをしたい。その気持ちも強くなりました。一つ一つの練習、一つ一つのトレーニング、1日1日を大切にする。それを全うすることが偉大な成績を実現させる方法だなと再認識しました。引退について思うことがあります、以前このNoteで触れていますがアスリートの引退は、新しい自分探しの一歩目なんだという気持ちで今後引退を見届けていきたいと思います。

アルカラスの優勝

21歳の若手の選手が、世代交代を訴えんばかりに、37歳のジョコビッチを決勝で圧倒して優勝しました。時代を築いてきたジョコビッチが簡単に負ける試合を初めて見ました。こうして時代の1ページは捲られるんだなと。時代を築いてきた、世代にも必ず、世代交代がやってくる。マリーの引退も相まって、テニスの新しい時代がきたなと思わせてくれた、アルカラスの優勝でした。堂々とした立ち振る舞い、謙虚な姿勢、そして何よりコートでは揺るがない自信が表情からも伝わってきました。テニスに没頭して、テニスのことだけを日々考えて生活しているんだろうなと容易に想像がつく、魅了されるテニスです。新しい時代を迎えた、テニス界も期待大です。


ロジャー・フェデラー

おまけに、テニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラーが、アメリカのダートマス大学の卒業式でスピーチをしたのでコチラも印象に残っていますので共有です。初めての大学の卒業式で、スピーチをしたフェデラーからいくつか大切なレッスン(教訓)を言葉にしてくれているので抜粋します。

1 , 誰しも才能(Talent)を持っているということ
才能とは、スキルだけではなく、忍耐、マインドセット、継続する力も当てはまります。
2, ポイント(一点)を大切にすること
失敗をした後にどうふるまうかが大切であるということ。
3, 世界は広いということ
テニスだけが全てじゃないということに気づけたこと。自分の強みを活かして、自分にしかだせない色をだすことの大切さ。

実は、テニスプレーヤーだった私、オレゴン大学でも女子テニス部のヒッティングパートナーとしてテニスをしたり、子供に教えていたりしました。

テニス歴10年以上
当時2018年、6年経った今でもテニスを続けていてくれているそうです

和田俊明

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