「pmjp.slack.comオンラインミートアップ #21」に参加しました💁♂️
ちょうど1年前くらいに初めて参加させていただいたイベントで、個人的に満足度が高かったためまた今回も参加させていただきました。僕が確認した時には既に定員オーバーしていたのですが、どうにか参加したかったのでブログレポーターとして応募しました。
ということで、このアカウントで初めてのnote投稿になります。（きっかけをいただきありがとうございます。笑）
ということで、セッションの簡単なご紹介と参加した感想を書いてみます。
発表1：兼任の多いスクラムチームがよりよく回るように工夫したこと（フルリモート環境） by マネーフォワードケッサイ株式会社 まるさん
「マネーフォワード法人ナビ」というサービスのBeta版をリリースするまでのお話でした。プロジェクトとして特徴的だったのは「昨年12月に企画スタート→今年3月に開発スタート→4月にMVPのリリース」という短期間でのローンチを実現したということ、「PM以外のエンジニア・デザイナー全員、別のメイン業務をしながらサブプロジェクトとして関わっていた」ということでした。
開発メンバーのマインドシェアの向上やタスクの管理方法、サービスとして成り立つ最小要件を明らかにするというという点で試行錯誤を繰り返しており、とにかく短納期・小リソースでMVPのローンチを実現していたことが印象的でした。「チームキャンバス」といったチームビルディングのワークを通じてチームの相互理解を促したというお話も面白かったです（Miroのテンプレートがあるらしい）。
LT1：リモートでもできる！オンラインユーザーインタビュー by 株式会社Timers 鈴木健太郎さん
家族成長共有スマホアプリ「Famm」のPMである鈴木さんのお話。コロナ以前は対面で行っていたユーザーインタビューをオンラインで行う上での工夫のお話でした。
僕たちは昨年は約100名のPMの方にインタビューをさせていただく中で、予定調整アプリには「Spir」、インタビューの実施には「Zoom」を利用しました。移動がない分、遠くの方にもご協力いただいたり、短い時間で複数のインタビューを実施できたため、オンラインでのユーザーインタビューにはとてもポジティブな印象を持っています。
LT2：急成長SaaSでの 1人目PO/PdMとして働いた1年
株式会社RevComm 重城聡美さん
（資料未公開）
RevCommが社員50名のタイミングで1人目のPMとしてジョインされた重城さん。何も知らない状態から各ステークホルダーから情報をキャッチアップし、顧客の声や社内アイデアの収集から機能がリリースされるまでのフローをゼロから構築したというお話でした。現在ではユーザーとのアポイントにエンジニアも同席したり録画を共有することで、開発チームが1次情報に触れながら開発を行える体制になっているようです。
曖昧な情報を元に開発を進めることは「誰のどのような課題を解決するのか」がブレてしまうリスクが高まり、結果としてユーザーに使われなかったり、手戻りが発生してしまいます。toBのプロダクトにおいて、セールスやカスタマーサクセスが持っている顧客の声が開発チームに十分に届いていないという課題は、過去に自分達が行ったインタビューでもよく聞いた話です。
組織全体で「透明性のある開発」を実施するためには、顧客の声・施策を決定するまでのプロセス・開発の進捗をオープンにする働きかけが重要であることを再認識しました。
発表後の交流会
pmjp meetupのもう一つの楽しみは、発表後の他の参加者の方との交流です。今回は「ワールドカフェ」というスタイルで実施されました。
ワールドカフェの定義は、カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気のもと行われる会議のことです。
参加者は4～5人ずつに分かれ、テーブルごとに対話をするといったもので、1,000人以上でも実施できます。一定時間が過ぎれば、テーブルのメンバーを入れ替え、対話することを繰り返し行います。
少人数で対話をすることで、相手の意見を聞きやすく、自分の意見も言いやすいのが特徴です。（【3分でわかる】ワールドカフェとは？ 手法を図解！ カフェ的会話の意味と目的）
自分は「事業戦略・企画立案について」というテーマの部屋に参加し、シード期のプロダクトを今後どのような戦略で拡大していくか、というディスカッションをさせていただきました。様々な事業フェーズ・プロダクトに関わっていたPMの方々と意見交換することができ、とても満足でした。
他の会社のPMの方々とフラットにディスカッションできる機会はあまりないので、自分の仮説や考えを聞いてもらい、率直にフィードバックをいたたけだことはとても学びになりました。
ぜひ次回も参加しようと思います！次は発表したいな💪
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