抽象度をコントロールして視野を広げる:成功者の思考法
成功者に共通する特徴の一つが、物事を多角的に見る力です。具体的な視点から抽象的な視点へ、またその逆へと柔軟に視野を変えることができれば、問題解決の可能性が広がり、より効果的な意思決定につながります。この記事では、私自身の体験談を交えながら、抽象度をコントロールする思考法を解説します。
抽象度とは何か
具体的な事象から本質を見出す能力
複数の視点から物事を捉える思考法
問題解決の幅を広げる考え方
抽象度を高めることで、目の前の問題を超えて全体像を把握することができます。一方、具体性を持たせることで、実践的な解決策に落とし込むことが可能です。このバランスが成功の鍵となります。
抽象度をコントロールするメリット
新しい選択肢の発見
24歳の頃、店舗の問題を「自分で全ての業務をこなす」という具体的な視点から「チームを活性化させる」という抽象的な視点に切り替えた経験があります。これにより、チームの力を引き出すことで店舗運営の本質的な改善が可能となり、大きな成果を挙げることができました。
また、危機的状況にある店舗で2週間の店長代行を務めた際には、「店長の役割とは何か」を抽象的に考えることで、「一人一人に責任と権限を与える」という新しいマネジメントの可能性に気づき、売上130%、利益200%という結果を達成しました。
より良い意思決定
32歳での店舗改革時、上司から「売上を最優先する」という指示を受けました。しかし、私は敢えて「お客様視点」という反対の立場から考え、サービス品質の改善を優先しました。その結果、リピート率が向上し、長期的な利益拡大につながりました。
機会の認識
SEA SIDE.の事業計画では、抽象的なミッションを基に時間軸を意識して具体的な目標を設定しています。
1年目: コーチング事業の確立(年商1千万円)
3年目: AI教育事業の展開(1億円)
7年目: 投資会社への発展(10億円)
こうした長期的な視点を持つことで、リスクと機会を正確に評価し、計画を進めています。
実践方法
「なぜ?」を5回繰り返す
暗い雰囲気の店舗改革時、「なぜ?」を5回繰り返すことで本質的な課題を発見しました。
なぜ雰囲気が暗いのか? → コミュニケーション不足
なぜコミュニケーション不足なのか? → 信頼関係の欠如
なぜ信頼関係が欠如しているのか? → 責任と権限の不明確さ
なぜ責任と権限が不明確なのか? → マネジメント方針の一貫性不足
なぜ一貫性が不足しているのか? → 本質的な課題への取り組み不足
これを基にマネジメントを改善した結果、チームの雰囲気が劇的に良くなり、業績向上につながりました。
時間軸を変えて考える
現在の事業計画では、1年後、3年後、7年後といった異なる時間軸で目標を設計しています。この視点を持つことで、目の前の課題だけでなく、長期的な成長戦略を実現可能にしています。
コーチングが支えた成長
サポートが役立った経験
私自身、母からの教育重視の価値観に支えられ、多くの習い事に挑戦しました。これにより、目標に向かって努力する姿勢を学びました。現在は、この価値観を基にコーチング事業を展開し、他者の成長をサポートしています。
自己肯定感を高めた方法
適応障害を経験した際、チーム一人一人の力を引き出し、成功体験を積み重ねることで自己肯定感を回復することができました。この経験が現在の伴走型コーチングの基盤となっています。
まとめ
抽象度をコントロールする思考法は、問題解決や意思決定の幅を広げ、成功を引き寄せる重要なスキルです。ぜひ日常的に実践し、柔軟な視点を身につけてください。
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