【備忘録】人生をもっと楽しくできそう 『解像度を上げる』馬田 隆明 著
どうもこんばんは。藤 俊(ふじ とし)と申します。今日は現在読んでいる本の感想ですが、今日読んだ部分だけの備忘録なので、まだすべてを読んでいるわけではないことをご了承ください。
気になっているのでKindleUnlimitedで読めるのが非常にありがたい。
「内化」と「外化」を繰り返すことで深めていく。
Kindle版P.151~161に記載された箇所。よく言われるインプットやアウトプットよりも、より自分のモノに、かつ実践的に情報を扱うイメージだろうか。図表には内化の例に「読む」「聞く」、外化の例に「書く」「話す」「発表する」とあるので、ここだけ見るとあまり変わらないように思えるが、単純に雑学のように出し入れする知識にするのではなく、自分自身が道具として扱い、自分なりの考えや経験を交えて形にしていくのが重要なのだと理解した。
本書で述べられているような「ある出来事の様子は想像できるが、具体的に形にしようとすると具体的な情報が自分の中で不足している」ことはままあるし、その事を認識したうえでその出来事に再び触れることで、より多くの情報を取り入れることができるというのは合点がいった。恐らく個々人の日常における情報の収集量や傾向は、この「自分には不足している情報が存在する」「この事象を説明するにはこの情報が必要だ」といった前提があり、これにより例えば同じ体験をした人間でも感想の粒度や傾向が違うのだと思う。同じ映画を観たとしてもセリフ、演技、音楽やカメラアングルなどのシーン毎に重きを置く人もいれば、全体のストーリーの流れやテーマ、クライマックスに重きを置く人もいるように、個人差がありそう。難しい。
また課題について言語化し、十分に言語化できないのであれば十分に考え切れていないとも述べられている。「何が最重要課題で、それは何故なのか」を仮説でいいので書けとのこと。この時結果ではなく思考の過程が重要である。これはなかなかに難しい。が、とにかく書けとも筆者は述べている。言語化の過程は辛いかもしれないが、失敗を恐れずに書きましょうとも。というわけで今日は少しだけnoteをちゃんと書いている。
確かに(課題に限らず)長文できちんと外化しようとするとエネルギーも時間もかかるが、自分の中で血肉として活かすためにはかける価値があるように思う。現にこうして10ページの区間でも読んだだけではなく、こうして残すことで本書に対する解像度、これから読んでいく先の解像度は確実に上がったと思う。ペースは遅いかもしれないが、読んでいると自分の経験から同意できる部分もあるし、これは実践したいと思えることが出てくるので楽しみだ。ただし先は長い…。頑張る価値がありそうなので明日も読もう。
ではまた。
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