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4.意識ないまま入院した話し

↑この前回からの続きです。

入院生活が始まった2回目の救急搬送後のこと  

やっと到着した病院でしたが、私の意識はもうここからありませんでした。

目覚め

目を覚ましてみれば、個別の部屋で特殊な寝台にいました。普通病棟によくあるベットではなく、イス型で上体が少し起き上がった感じのもので、普通の椅子よりとても高い位置。

ふ。と、見れば
前回と同じく、腕には何本ものチューブがつながれ、首には透析の機械につながるチューブがついて稼働していました。今回は24時間回し続ける透析でした。

そうして目覚めた私にしばらくして、ドクターから話しがありました。「ここ救急病院には腎臓科が無いため、腎臓内科のある病院に転院する」と。
そうして私はまたタンカーに乗せられ、転院先まで救急車で運ばれる事になりました。

病院についてから、かれこれもう3日もたっていたようです。後からそれを親に聞かされ、とても驚いた事を覚えています。
私的には、気分爽快よく寝た翌朝!くらいに思っていましたから。

転院

救急隊員さんたちがやってきて、またタンカーに乗せられ救急車で移動しました。

また長い道のりを走り、到着。
車のハッチが再び開き、ガシャンガシャンと運び出される、そのほんのつかの間。
タンカーから見上げるその空はとても澄んだ青が広がっていました。

私はその時『必ずまたこの空の下に戻ってくる!』と、念にも近い思いを抱いたのは、これから始まる苦難の長い入院生活を予感していたのかもしれないな。と、
今、書きながらそう思っています。



今回はこの辺で
次回につなげたいと思います。

▷次回は
『その救急病院の看護師たち』についてを書こうと思います。



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