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写真にインパクトって大事だよね ~名古屋での合同写真展「SNAP2024」を終えて~

お久しぶりです。トサノコージです。
前回の記事からまた少し時間が空いてしまいました。

10月は割と忙しく、出張続きで自宅の滞在時間が5〜6時間のみだった週もありました。

ある週では仙台から岐阜と続き、そのまま参加していた名古屋での合同展「SNAP2024」に寄ってきましたので、その辺りのお話を今回はしたいと思います。

参加することになったキッカケ


「  コージさん、合同展に参加しませんか?」

と、主催のひとりでもある日々さんからお声がけを昨年末ごろにいただいたのが始まり。

その頃には自身の個展である「百日」を撮り始めていたので、気分がノッていたタイミングでした。

名古屋でやる、ということは自身にとってはアウェイでしたが、他の錚々たる参加フォトグラファーの参加を見て、これまで2年ほど地道に続けてきたトサノコージとしての今年の写真活動の区切りのようになれれば、という思惑もありました。

というのも商売柄、人に求められて写真を撮ることがメインなのですが、自身の発信としてSNSを継続的に続け、そして春にリアルの場所で個展も行い、そこから更に一歩進んだ体験もしたいと思っていたんです。

そんななかSNS上で地道に発信を続けるフォトグラファーの皆さんを勝手に「同志」と思っていたので、みなさんとの合同の展示が今年の発信の締めくくりとしては、きっとふさわしくなると思っていたのです。

日々さんによる「SNAP2024」にかけた思いはこちらのnote を。

名古屋での搬入、搬出について


10/7、夜行バスに揺られ名古屋へ向かいました。
朝の5時ぐらいに到着。
ギシギシになった身体を無理やり起こして

「名古屋といえば、モーニングでも食べちゃう??」

なんてお気楽に考えていたのですが、当たり前のようにオープンは8時から
ので、ひたすらスナップなどして暇つぶし。

それからご飯を食べ、軽くPC作業などを行い、疲れたらネカフェで漫画読んだりして時間を潰しました。

ちなみに読んだのは

「アオのハコ」

アオハル過ぎて中年の自分には眩しすぎました

爽やかすぎるよ…。

高校入学半年で早々に高校球児を引退し、男友達とバイクとか乗り回してた黒歴史が思い出されて吐きそう。

漫画のような青春をおくりたい人生だった…。

さて話がそれましたが、夕方になり、搬入組のみなさんと準備。

来れない人たちの分の写真も準備しないといけないのが個展と違うところ。

「人の写真を触る恐怖」というのを痛感します。

水平出ししてるのに天井に対して全然写真がまっすぐにならなかったり、「建物が傾いてるんじゃないの!?」とかモンスタークレーマーな感じでやってました。


なんとか時間内に終わらせ、そのまま新幹線で東京へ。
バタバタである。

自分のスペースの様子

展示した写真について


さて、今回「スナップ」というくくりの中でいかに自分の個性か発揮できるかと考えました。

30名近く参加していて、実際に並んだ写真に「似たようなものがほぼなかった」と感じられるぐらい個性豊かな面子だったのですが、そうなることが予想された中で「自分は何を伝えよう?」とまずは考えたのです。

キレイな写真、カッコいい写真、フンイキある写真、優しい写真、 いろんな「スナップ」の角度から考えたみたのですが、自分は「不思議な写真」でいこうと思いました。

と、同時に思いついたのが、個展明けで腑抜けていた自分が気分を変えるために一時期ハマっていた「チルトレンズをつかったスナップ」だったのです。

記事にあるように、撮っているときはそのビジュアル同様にどこかボンヤリとしているというか、掴みどころのない感覚だったのですが、「合同展」という空間のなかの自分のブースで表現するのには悪くないのでは?? と思ったのです。

実際、インスタは長い事このノリでやっているのですが、メディア欄に統一感が生まれていて割と面白いんですね。

突然猫の写真を投稿したりするX のメディア欄とは違ってオシャレっぽくみえる不思議

これでいこう、と決めました。

なにより

新しく撮りに行かなくても

もう写真があるじゃないか!!!


と気づいたのが決め手です(適当)

紙は個展と同じくピクトリコのソフトグロスペーパー

そして額装は安定の

虫ピンで直貼り!!


でございます。

楽。

次があるならちゃんと額装とかしよう…(反省)


展示期間中について


そもそも自分にとって遠方での展示だったので「展示している」という気分でもなく、2週間が過ぎました。

名古屋のセントラルギャラリーという地下街の通路脇に展示する方式だったので在廊ということができず、基本的に放置している形で来場者の反応も直接は見ることができなかったのですが、多くの人の目にとまってくれていたら嬉しいですね。

今回、フォトグラファーが3~5名ずつぐらいでエリア分けされていたのですが、自分のエリアは3名。

自分のお隣が Soichi Nishigaki  さん

その展示がこちら

…。

……。

………?!


インパクトが強すぎる


エリアのもうひとりの oshiman さんもゴリゴリの目線ありのカッコいいストリートキャンディッドフォト  (こういうノリ)で構成されていたので、このエリア、自分だけがテンション下げていた可能性ある。

目線や目線ありの写真って基本的に強い。

自分の写真、みんな後ろ姿なんですけど!?


マイぼんやり写真ズ、全然印象に残らなかった可能性が大

これなら、打ち上げでも話していたけど

自分も朝5時ぐらいの歌舞伎町の荒んだスナップ写真で構成したら良かった。

ほんとに写っちゃいけないポイものが写っているので、永久に出禁をくらう可能性もありますが。

バランスって大事ですね〜。

合同展ならではの楽しみでもあるのかなと思います。

それも踏まえてとても楽しめました。


リアルに人に会うということ


さて、そんなこんなで無事に展示も終え、搬出日の前日の打ち上げから最終日の朝に希望者が集ってフォトウォークにでかけたり、など、一連のイベントを満喫させていただきました。

SNS越しではもう一年位以上付き合いのある人たちと実際に会い、写真を並べ、お酒を飲み(手羽先を食べ)、撮り歩く、これはこの写真アカウントを昨年のはじめに開始した時に「こんなことできたらいいな」のカタチです。

僕がしたいのは「写真を撮ること」「写真を観てもらうこと」もですが、なによりも

写真を通して人と繋がること


なのです。

今回は遠方での展示でしたが、本当にいい経験をさせていただきました。

次は何をしようかな。

最後は、名古屋のフォトウォークで撮った写真たちで締めようとおもいます。

それでは、また。

晴れてて良かった
ドレスをとるSoichi さん
きりっ
おはなぁ
こもれびぃ


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