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アートと商業と、そして写真と

こんにちは。トサノコージです。
ご無沙汰しております。

最近はnote をサボっておりますが、Xなどへの長文投稿も含めSNS運用に色々と思うところがありにわざと控えめにしていました。

相変わらず写真を撮るのも見るのも見てもらうのも好きだし、文章を書くのもの楽しいです。

で、ここ最近考えていたことを先月X にて長文投稿してましたので、それをnote用に読みやすく編集したものを今回の記事にしたいと思います。

それでは、以下本文です📖

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淡々と写真を投稿するだけの各種SNSのアカウント活動に飽き…もとい限界を感じてきたので、最近は写真に関することに限って写真投稿以外のポストの機会も増やしてるのですが、色々と悩みどころ。

X等で自分と繋がってくださってる人は純粋に「写真を楽しみたい」と考えてる人が多く、稀に試みる「商業フォトグラファー的視点」な内容を投稿すると、少し引かれているのを数字的にも肌感にも感じる。

前に「長文投稿ってだけで完全にスルーする。絶対に『さらに表示』ボタンは押してやらん!!」って宣言してたフォロアーさんも数名みかけたしね。

特に、精神論というか「わたしのお気持ち表明」的な文章はどれだけ写真に関することでも、一切ネガティブな話題を出さなくても敬遠される傾向にある気がする。

かといって「写真撮影お役立ち記事」的なものを発信するのは個人的に性に合わない(自分に合わないだけで、役に立つコンテンツは世にあふれてます。ありがとうございます!) ので、やはり自分ならではの視点や見せ方で何かしら投稿するしかない。

そういうのはここnote でやるべきかも、とは思ってるので今後は注力してみようかな。

とは思うものの、フォトグラファーとしてやっているアカウントなもので、どこまで写真以外で気分を伝えて良いものか、という悩みが常に側にいる。

写真とは趣味であり、仕事にもなり、そしてアートとしても成立する。

その境界は曖昧であって、明確に線引きしている人もいる。

もう10年近く前にとある飲み会でアート専門のフォトグラファーさんに出会ったことがある。

そこで自分が商業フォトグラファーとして挨拶をしたら

「作品の純度が下がるので、商業さん(商業フォトグラファーのことなんだろう)と写真について語ることはないですね」

コミュニケーションを全拒否されたことがある。

その後、そのアーティスト殿のことは知らないが、その姿勢に「なるほど」と思いつつも人としてドン引きした記憶がある。

これは恐らく似たような雰囲気は多少なりともSNS界隈にもあって、それとの付き合い方もずっと模索中なのです。

特に最近はXに関してはインプレッション至上主義的な流れもあるので「写真」とは別の大きな川の流れを泳がされているような気分。
そういうのに飽きた、疲れたって人が増えるのはわかる気がする。

「写真」を楽しみたいのか「泳ぎ」を楽しみたいのかで耐性が全然変わると思う。

本業とは離れたところで楽しく写真活動しているところに仕事観やビジネス的思惑を持ち込んでくる人間に「うっ」となるのは理解できる。

特に仕事としてフォトグラファーやってる人は個性的(遠回しな表現)で声の大きい人が多いしね。

音楽業界で言われるところの「音楽に政治の話を持ち込むな」的な感覚に近いんじゃないかな(適当ですが)

最近目にする「SNS運用なんたら」的な記事が敬遠されがちなのは同じ感覚なんだろうと思っている。多分。

個人的には写真なんて趣味だろうが仕事だろうが、アートと見ようがSNSを楽しむ手段として考えてようが、なんでも面白いのに。

個人的にここ最近は猫の写真なんかも投稿している。

先日、とある写真展にお邪魔した際に「(リアルでは)はじめまして」した人から「見た目からもっと取っつきにくい人かと思ってた」と言われたので、もう少しSNSでも素を出していこうかなとも最近は思っているのです。

あまりやるとよく分からない人になっちゃうので、適度に。
個人的には最近は映像も面白くて。
色々とあって、色々と楽しい。

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的なことをXで長文投稿してみたら、意外と反応をいただけました。

1年と半年、ほぼ写真を投稿するだけでやってきたXの「トサノコージ」というアカウント、どこまでここnote のように長文を交えて自分の想いを発信すべきか、試行錯誤ではありますが、ここ数ヶ月考えていたことを改めて文章にしました。

Xの長文投稿だと記録には残りづらいので、「あの時の自分はこう考えたいたんだな」と思い出しやすくするためにも編集し、note に記事として残させていただきます。

ついでにどなたかの暇つぶしにでもなればこれ幸い。

それでは、また。

トサノコージ 


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