第21回文学フリマ東京(2015.11/23)
本日、出店してきました。
セブンイレブンのコピー機の小冊子印刷を活用して作ったものを無料配布で出来るだけ捌きたかったのですが、目標の半分くらいしか達成できず。来場者に声掛けするのは難しい。
ロビーや見本誌コーナー付近に「チラシコーナー」というのがあることに気がついた(そこに置けばいいと気がついた)ときには後の祭り。もう午後もだいぶ経ってからで、やるにはやってみたものの効果なし(1、2部しか減らず。何回か出店してて知らなかったのかよという話ですが)。
今日は午後から雨の予報ということで、客足は前半に集中したこともあった。3時以降は会場は人もまばらに。結局天気はもったのだけど。ブースは700以上あったということだけど、来場者数はどんなもんだろうか。
が、前回(5月)も出した『足のうら怪談 全』(現在電子版セール中!)が予想外に出てくれて、これは嬉しい。数字的には二ケタにも届きませんが、しかし、見ず知らずの人にそれだけ買っていただけるというのは実にありがたいことです。
文学フリマ、出店料も高いし、交通費もかかるので、どうやっても赤字なのだけど、やはり一日でそれだけの人に手に取ってもらえる機会というのはなかなかないので、できるときは参加しようかなとは思っていますが。
ただ、『余裕の暮らし』はまったく売れないなー。これまで3回出して、一冊も売れない、これ(笑)。やはり、同人誌即売会の特徴というか、「ハードカバー」という仕様が「別にここで買うようなもんじゃない」感を出してしまうような気がしているのだけど、どうなのか。「書店扱いなし、ここでしか買えない!」とか「文フリ特価!」とかやってもダメ。自分の中では代表作なんだけどなぁ。
出店者や来場者でnoteの方がいたかどうか分からんのですが(今回はバタバタしてて事前情報まったくのゼロで臨む。当日もカタログを開きもしなかった・・・・・・)、ここに参加すると思いがけない人を見かける。
思いがけないのだけど、別に親しい間柄というわけでもないので、「気づかないふりでスルーする」くらいの、そういう人たちなんですが。
▼思いがけない人その1・・・・・・よく行く喫茶店の常連さん(いつも思想系か建築系の本を読んでるなーとは思ってたけど、まさかこんなところで。しょっちゅう顔を合わせていたけど、しかも二店舗で、喋ったことはもちろん一度もない)
▼思いがけない人その2・・・・・・以前のバイト先の別部署にいた大学院生(哲学科なのは知ってたけど、まさかこんなところで。一度か二度は口きいたことあるけど名前が分からない)
▼(今日見かけた)思いがけない人その3・・・・・・以前足しげく通っていたブクオフの店員さん(あの店はもう潰れてしまったがまさかこんなところで。スタッフ指導があんまり口うるさいので、同僚らにとても嫌われてましたね)
それにしても、もともとの知り合いならともかく、その日初めて会う来場者の方と、こう、なに、交流を持つ?、というのも、小説自体はその場で読めないんだし、やりようがないところもあって、そういう意味では小説の同人誌即売会って、別に本さえ置いてあればよくね?という見方もあるわけで、難しいよなとは思いはするのだけど(でも、来場者数が少なかろうと、出店者が多ければイベント収支としては成立してしまうということなんだよな)。
まぁともかく、小冊子でパブーの方のアクセス(閲覧数)が少しでも増えるといいなぁと思うのですが、まぁ様子見ます。