生き続けること

寒さが肌を刺すようになってきた

外で寝ている貧しい住人は
寂しくないのだろうか
寒さに震え自分の体温を下げないことで
必死に時を過ごしていないだろうか

生きることは死ぬこと
死に方は生き方に繋がるのなら
私は自分の何にすがって明日を生きるのか

何もない自分が
何かを得るために犠牲にする時間は
私にとって価値があったのか
捧げてもよいものなのか

ここで学びを止めたら
私は消費者と変わらず
ダレカニスガリナガライキルゴミとなる
甘えるような気持ち悪い笑みを含んだ生物に

かつて死を望み、今も生きている方が
私の命は私だけのものではない
と言った

だが、五体満足で健康的な20代前半が
今から自分の余暇や心の休暇を
求めていいのか

私はずっと頑張ってきた
と思っていたが、
実際は頑張っていなかったのか
頑張っていると思い込んで
目の前の事から目をそらしてきたのか



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