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人をたすけることで楽になる

いつも訪問していただきありがとうございます。

今、自分の心がしんどい、押しつぶされそう、寝ても覚めても辛い
そんな経験は誰にでもあると思います。
そんな時、どのように思案していますか?

天理教的にどうすれば楽になるかを考えてみたいと思います。

この道は、
”人をたすけて我が身がたすかる”
と教えられます。

そうすることとわかっていても、
自分の心をどうしたらいいかわからないのに、人のことに心を向ける
なんて、到底できることではありませんよね。

まずは、自分の悩みが解決してからと誰でも思います。
自分の荷物が重たければ重たいほど
軽くなってから人だすけをしようと思うものです。

そうではなく、心の荷物が重たい時ほど人に心を向けることが、
自分の荷物を軽く減らして下さる、ということなのです。

おやさまは、
自分の悩みや辛さが大きいほど、自分の悩みや辛さはとりあえず
横に置いといて、人をたすけてほしいと仰いました。

おさづけは自分には取り次げず、相手にしか取り次げない。
だから順序としても、自分ではなく相手が先ってことなんですね。

自分がどんなにたすかりたくても、なぜ、どうしてと言っている間は
ご守護はいただけない…。

それは、親の思いによって起こってきたことを受け入れてないから。

苦しいことがあった、つらい時があったということも、
早く成人してほしいという親心。



そのしんどいことは、どうすれば楽になるか。
このお道の教えでは、人をたすけることで楽になる。

人をたすけるからたすかるという、これこそが二つ一つの理です。
こうすればこうなるという前提のうえで成り立つのではなく、
人をたすけるという真実を受け取って下さり、それが我が身にご守護となって返ってくるのです。

皆、たすかりたいたすかりたいと思っているから助からない。
人をたすける心になったらたすかるのである

という先人のお言葉があります。

その真実を元の理から学び取るための教えなのです。
こんなに幸せに向かう最短の道はありません。

この道を歩めることは本当に尊く有難いことですね。


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