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☆をふとのべのみことさま☆

今回は、八番目の神様
十二支では酉の方角、をふとのべのみことさまのお話です。

この神様のご守護は、

「出産の時、親の胎内から子を引き出す世話、
世界では引き出し一切の守護の理」
で、
私達の身近なところでは、例えば成長や能力、出世も
この神様のお働きに依るものなのです。

また、
髪の毛、爪、背など伸びること一切は、この神様のご守護です。

この神様は女の神様ということもあり、女性に与えていただいている、
「育てる心」という心遣いによって、
子供や周りの人の能力や成長を引き出すことができる、
と教えていただいているのです。

出産の時、母親の胎内から胎児を引き出すという働きがなければ、
赤ちゃんはこの世に産まれることが出来ません。

この力が途中で切れないことがとても大切です。
なので、くろぐつなという生き物を使われたのですね。

子供を産むこと、育てる、丹精するということは、
この神様のお姿、くろぐつな(黒へび)のように長く切れないことを教えて下さっています。

くろぐつなは、切れない、長い、太いという性質を持つために
引っ張る道具として使われます。

また、引っ張るという動作は先頭から引く、ということ。
先頭に立つ者の心構えを教えてくれているということになります。

おやさまは、先に立つ者はくろうとつな、すなわち苦労と引っ張る力が必要とおっしゃったそうです。

人間は、食べる楽しみを与えていただいておりますが、
くもよみのみことさまの飲み食いのお働きに対して、
相対するをふとのべのみことさまは、農作物を作る、育てるという
関係となっています。

この二つの神様は、食べると作る、というだけでなく、
子供に、頭が良く、背が高く、出世してもらいたかったら
早寝早起きをさせたらよい、という関係と聞きました。
そして早起きする人は、飲み食いのご守護によって、内臓が丈夫になる、
ということ。

なぜかと言うと、天体では、太陽は東から登り、西へ沈むという、
くもよみのみことさまの明けの明星と、対してをふとのべのみことさまの
宵の明星で同じ金星という深い繋がりがあるのです。

人間は、おひさまとともに起き、日が沈むとともに寝る
これが本来の人間の姿であり、健康のもとなのだと聞きました。

昔から
「早起きは三文の得」とか「早寝早起き病知らず」
ということわざがありますね。

子供が賢い子になってくれるかという鍵は、
早寝早起きをさせること、
だったのですね。

今からでも、こんな素晴らしい子育て法を実践してみてはいかがでしょう。

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