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楽園追放についていまこそ語りたい

つい先日、楽園追放の新作「楽園追放 心のレゾナンス」の映像が解禁された!!コードギアスにも負けない見事なケツカットから映像は始まっていたが、ケツのインパクトが強すぎてケツしか覚えてない笑
放映から10年後となる2024年に傑作アニメーション映画「楽園追放」がリバイバル上映するという事でこの作品の魅力が少しでも多くの方に伝えたいと思い、筆を起こしました!!
ネタバレはありません!



はじめに 楽園追放を見るきっかけ


まず、始めにいかにして筆者が楽園追放と出会ったのかといいますと、
今から2年前の2022年の11月の終わりだったとは思いますが、Youtubeで2週間限定で楽園追放が無料公開を見たのがきっかけ。
スパロボのPVでチラッと見た事はありましたがアンジェラが可愛いなと思っていたぐらいの印象でどんなストーリーでどんな世界観なのかは全く知らずに見ました。。正直あまり期待していませんでした。(元々、ガンダムやらマクロスやらSFロボアニメが好きな人間で監督が00の人で「ロボット」が出てくるしとりあえずみるかーっていう程度の期待)


見事に期待を裏切られました……(苦笑)




1.あらすじ

長々と書いてありますが、簡潔にいってしまうと

電脳世界の住人であるアンジェラと地球に残った人間であるディンゴが謎のハッカー「フロンティアセッター」の正体を突き止めていく話です。

ナノマシン技術の暴走により地上文明の崩壊をもたらした「ナノハザード」によって、廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。西暦2400年、ディーヴァは異変に晒されていた。地上世界から謎のハッカー「フロンティアセッター」によるハッキングを受けていたのである。そこで捜査官アンジェラは、生身の身体・マテリアルボディを身にまとって地上世界へ降り立ち、現地の地上捜査員ディンゴと共にフロンティアセッターと世界の謎に迫る。

Wikipediaより




・楽園追放のここが凄い!

①完成度の高い作品であるということ
ストーリーが分かりやすく戦闘シーンもかなり動き、キャラクターがとても魅力的、世界観の設定がしっかりしている為、ただ「面白い」だけではない作品としての深さが感じられる作品だと感じました。
作画も非常によく一本で完結しているので見やすいと思います。

②魅力的なキャラクター
特筆すべきはやはり主人公のアンジェラです。
なんであんな布面積の少ないピチピチの格好で町中を歩けるんだよ…そりゃ野郎にも絡まれても文句は言えないわていうかケツ丸出しはほぼ裸だろ(暴論)
素晴らしいデザインに心奪われがちですが、表情も豊かで特にジト目は可愛いかったし、戦闘シーンもめっちゃ動くんで格好良かった!釘宮さんの鬼気迫る声が痺れましたね(≧▽≦)

③迫力満点の戦闘シーン
初見時、丸っこいロボットでいまいちカッコ良くないなと思っていた時期が僕にもありました。実際全部見終わると180度見方変わってます(確信)
終盤に長い戦闘シーンがあり、詳細は本編見て感じて下さい!!👍

③EONIANが神
何故か頭の中で星空を思い描いてしまうのは筆者だけ?
ラストに向かうにつれどんどん壮大になっていく曲調とラスサビの転調が神
これ聴くだけ為だけに映画見てもお釣りくるレベルでヤバい…😭


メッセージ性が強い作品であること
筆者が一番書きたかったところです!
ディンゴが劇中で「奴隷になってまで楽園にいようとは思わない」という台詞凄く印象的で、
アンジェラが生きてきた世界とディンゴが生きてきた世界の価値観の違い(対比)が浮き彫りになる台詞だなと感じました。
アンジェラの世界は「才能があり、頑張った人達だけが報われる世界。逆に怠け者は淘汰される」
ディンゴの世界はそういった枷のない言ってしまえば無秩序な世界。しかし、社会や組織といった社会的構造がない分自由がある。と、、
先述した台詞はその対比が分かりやすい代表的なシーンですが、何度か作品を見返していくと何気ないシーンで先程言及した「価値観の違い」が分かる様になっていて驚きました。
筆者自体同じ作品を何度も見るという事はあまり経験していないのですが「見返す事で新たな発見がある作品」は凄いなと率直に感じました。



-閑話休題ー
筆者が感じたこの作品が伝えたかったメッセージとして思う事は
凝り固まった一つの考え方や在り方に拘る必要はない。もっと楽に考え楽しく生きていけばいい」ということ
そう感じた理由というのが先述したディンゴの台詞でした。



誰かに評価され生きてゆく人生を果たして幸福と呼べるのか?自由とは何なんだろうなと考えさせられました。誰かに認められたいという承認欲求は誰しもあるがそれは人間の本質ではない、、子供から大人へと成長していく過程で社会という構造を知り「順応」していく事を覚えた人間の「錯覚」なのかーーー
柄にもなくそんな哲学的な事も考えてしまいました。




・リバイバル上映を見終えた感想

映画館で見たのは楽園追放を見たのは今回のリバイバル上映が始めてでした。率直に感じた感想としてはやはり「音」の質が良いということ
映画館でしか味わえない音の響き(音響)や戦闘シーンではそこにいるかのような臨場感が味わえて最高でした!!

事前情報殆どなしの初見の友人と2人で見に行き、上映後感想会を開きました。そこで友人は主に「人間とAI」という視点見ていた様で、僕とは全く異なる見方をしていたので面白いと思いました。

見た人によって受け取り方は様々なのだと改めて感じたのと同時に
刺さる人には強烈に刺さるそんな作品だと思いました。

入場者特典のメモリアルブック!ケツ!!!




電脳世界世界から送るー
いま伝えたいメッセージがここに

楽園追放を全人類見てくれ!!!

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